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chapter 62 ページ12

*





「AさんAさん」

『ん?』

「(ニコニコ)」

『、何?どしたの。笑』

「なんでもないです。笑」





スタッフさんと話し終わったところを見計らって
簡易テーブルの上で何やら作業しているAさんの足元でストレッチ。
(色々やってるんだなー。…すごい)





『石川くん』

「はいっ?」



『なんだか今日、静かだね』



手は止めないけど、
ふふっと笑いながら俺を見て言うAさん。



「え、そうですか?」
『うん、そうですよ。笑』



『元気…ないわけじゃないみたいだけど、』



「うん、元気ですよ」



『おとなしいっていうか?』
「えー。笑 俺いつもそんなにうるさいですか?」
『うるさいっていうか…突進?いや―――。直撃?直進?』
「えーーーーー!?笑」
『えーーーーー。笑』









ふわふわした空気の中で、





なんでもない会話で笑っていられるこの感じが





たまらなく好きだ。









*









『…ん。よし』
「終わりました?」
『ん!終わりましたっ』





「じゃあ、はい」



『?』



ぐっと伸ばした俺の手に反応して
Aさんもきょとん顔のまま手の平を上にして広げる。

そこに用意していたテーピングとはさみを置く。
(間違ってもケガしないようにね)





『―――!え、待ってたの?』



他の人にやってもらえば良かったのに。
そう言って目を丸くして俺をまっすぐに見る、瞳。









…やめてよ。





本当に、たまらなくなるから。









「―――テーピング、してくれますか?」





*

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Yuri(プロフ) - KANNAさん» コメントありがとうございます(*´ェ`*)笑っていただけました??キュンキュンしていただけました??(;▽;)嬉しいです!!個人的に健太郎さんのギャグパートが書いてて楽しかったです。笑 お気遣いと労いの言葉にも救われる思いです…ありがとうございます( ; _ ; ) (2016年6月12日 16時) (レス) id: 258a85c425 (このIDを非表示/違反報告)
KANNA(プロフ) - キュンキュンもして・・・本当に楽しい作品です!お仕事の合間で負担になるかもしれませんが、もしまた新しいストーリーを書いて下さったら飛びついて読みます!笑 最高です!お疲れ様でした(*^^*) (2016年6月12日 15時) (レス) id: 35cc4c3b7c (このIDを非表示/違反報告)
KANNA(プロフ) - 読ませて頂きました。ストーリーもそれぞれの考えや言葉も本当に素敵で声に出して笑うこともあれば、 (2016年6月12日 15時) (レス) id: 35cc4c3b7c (このIDを非表示/違反報告)
Yuri(プロフ) - じじさん» コメントありがとうございます(;▽;)イキナリでも予告ありでもなんでも構いません!!嬉しいです!!(;▽;)幸せに…なってもらえたなら本当に、作って良かったなぁ!!って思います。ありがとうございます。 (2016年6月11日 3時) (レス) id: 258a85c425 (このIDを非表示/違反報告)
じじ(プロフ) - 初めまして。全部読ませてもらいました!とっても感動し、幸せな気分を味わえるお話でした(*^ω^*)作者さんの書き方?描写?がとっても好きです!!次作とか作る予定があればぜひ楽しみにしています゚(゚´Д`゚)゚。いきなりコメントしてすみませんでした(><)笑 (2016年6月11日 1時) (レス) id: 0114c047a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuri | 作成日時:2016年1月9日 0時

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