第154話 ちゃんと。 ページ14
CM「こっちに来てください。」
A「は…はい…(汗)」
恐る恐るチャンミンの隣に座ろうと
ベッドに近づいた時…
―――― ピピピピピッ
CM「はぁー…！怒 今度は誰かぁ！！」
A「あ、私の携帯だ…」
CM「早くー終わらせてください。」
A「は、はい…(汗)」
ポケットからケータイを取り出す。
表示を見ると…"ユチョン"。
A「……(汗)」
これ、出ていいのかなぁ…
CM「誰からでっすか？」
A「ゆ、ユチョン…」
CM「……」
チャンミンはまた顔を曇らせたけれど
「どうぞ出てください」と言って
ため息をつくと下を向いた。
｜
｜
A「も、もしもし？ユチョン？」
YC「あ、A？元気そうっすね〜！」
A「うん、元気だよ？ユチョンは？」
YC「元気ないよぉ〜…前よりもうまく歌えなくて落ち込んでるんだよぉ〜」
猫なで声で甘えてくるユチョン。
A「お酒とタバコ！減ってないんじゃないのぉ？ちゃんと喉大事にしないとダメだよ？」
YC「またカラオケ行って練習しようよぉ〜」
A「またぁ？私聞くのはいいけど歌いたくないもん。」
…ん？汗
なんか、後ろから黒いオーラが…(汗)
チャンミンはいきなり立ち上がると
私の携帯を取り上げる。
CM「ユチョンヒョン！！怒」
A「！？汗」
CM「喉の管理ぐらい自分でしってください！怒 それとカラオケなんか行きません！Aのこっと…邪魔しないでください！」
―――― ブチッ！ ツーツーツー…
A「……(汗)」
き、切っちゃった(汗)
CM「……(怒)」
チャンミンが私の手を引っ張って
私をベッドの自分の隣に座らせる。
A「いいの？久しぶりなのに、もっと話さなくて…」
CM「ビデオレターで言いたいことは話しまっした。」
ユチョンは話したかっただろうに…
あんな切られ方して、かわいそう…(汗)
CM「A。」
A「…なに？」
真剣に名前を呼ばれて
急に緊張してくる。
CM「僕はちゃんとAに気持ちを話したいです。聞いてくれませんか？」
A「……」
CM「……」
A「……うん、聞く。」
チャンミンは安心したように少し笑うと
私の手を握ってゆっくり話し始めた。
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月12日 13時
