45:平和な世界 ページ15
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あれから、特になにがあるわけでもなく。
また少し穏やかな生活が戻った。
変わったことといえば、
「ベジット！ご飯もうすぐできるからゴジータさん呼びに行ってきて！！」
「はぁー？俺がかよ」
「なにもしてないじゃない」
ベジットに対して、敬語がなくなった。
彼の傷は日を経つごとにどんどん治っていき、今では嘘のようにケロッとしている。
むしろ、また修行に出かけては大怪我を負い、回復して、の繰り返しである。
その度に私は介抱しているので、私の身にもなってほしい。
「今日は飯なんなんだ？」
「ハンバーグ、お肉安かったの」
「金なんてミスターサタンが払ってくれてんだから気にしなくていいだろ」
「…余計に気にするわよ」
払ってもらってるのにその態度はなに？って言いたいけど、ベジットのバイト代だから強く言えない私。
「呼んだか？」
「わっ！？ゴジータさん！」
そんなやりとりをしていると、急に目の前にゴジータさんが瞬間移動してきた。
「な、なんで瞬間移動を…？」
「ベジットがテレパシーで呼んだんだ」
「呼びに行くのめんどくせえじゃん」
「…便利な機能……」
未だにゴジータさんには敬語。
ゴジータさんにタメ口を使うなんて多分ないと思う……
「いい香りだな」
「ありがとうございます！早く食べましょ！」
「わーい！ハンバーグハンバーグ！」
ゴテンクスくんがぴょんぴょん跳ねながら席に着く。
「「「「いただきます」」」」
こんな平和な日々が続くと思ってた。
私はいつのまにか元の世界に戻りたいという感情は薄くなっていて、むしろ居心地のいいこの世界に不満なんてなかった。
この、幸せな瞬間は、この日を境になくなってしまったのだ。
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ゆっきー - すごく楽しみですがんばってください (2020年10月4日 13時) (
レス) id: ced06dea7b (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇青薔薇(プロフ) - 続きがすごく楽しみです！無理をなさらず頑張ってください！ (2019年9月30日 20時) (レス) id: bd1d980a1e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - あ、無理ですよね？すみませんでした。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - あの、良かったら私と一緒に合作のドラゴンボールのキャラ達×はたらく細胞の血小板ちゃんの恋愛長編でしませんか?血小板ちゃんは長男のキラーＴと次男の白血球と長女の赤血球の妹を設定で。はたらく細胞が知らないなら検索して下さいね。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月.
| 作成日時：2018年1月31日 0時
