いつか言おうと思ってる。

第１５話 神アイテム ページ19

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「で、君は何しに来たのかなー？」


「Aのコスプレ姿を見に来ました、ヴッ」




営業スマイル付きで回答したら軽く腹パンされた


「いや、ていうかこれからやるのは面倒だから写真見るだけにして」


「見せてくれるんだ」


「………………今回だけ」



うわ、めっちゃ嫌そう









PCをポチポチして、コス写真のフォルダを見せてくれる

最新の写真は去年の冬
割とマメにやってるっぽいな



「いつからやってたの？」


「え、いつだっけ…高校卒業してすぐ、くらい？」


「ほー」



聞いといてなんだその返事はっていう視線が横からバシバシ当たる


「良く似合ってんね」


「お世辞はいらん」


「だからお世辞じゃないっての」


「………………」


「無視すんな」




大変ご立腹
さっきココア献上したのに



「ほら、そんな拗ねないで俺とゲームしよ」


「拗ねてないけどやります」




今日はまたまた金曜日
2週間に1回のペースでAの家に住み着いてる気がする




「…ご飯食べてきた？」


「食べてないけど………何かあったりするんですか？」


「昨日の残りのカレー」


「…ここ3日くらいカレーだからちょっと遠慮しとく」




Aの作ったカレーも食べてみたいけど流石に連続はキツイ




「じゃあこれあげる」


「神かよ」



Aが何処からともなく取り出したのは我らがポテチだった

コンソメとうす塩

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