MAGIC SHOP ページ28
支度をバッチリ済ませ、
予定通り1時間前に現地に到着。
ソクジュンさんに連絡を入れ
17時20分頃に伺う旨を伝えると、
観光に疲れたら早めに来ても
大丈夫だということと、
スタッフルームで良ければ好きなように
使って良いと、何とも気遣いに溢れる
お返事が返ってきた。
今日はヒールだから
少し散策したらあとは近くのカフェで
時間を潰そうと思っていたが、
ご好意に甘えようと思う。
ぶっちゃけ、久しぶりのパーティだし
ヒールを新調したので、既に靴擦れの
予兆を感じている。
｢いやぁ、そりゃちょっとくらい
無茶しちゃうでしょ｣
そういえば結局前回は
全く釜山を見て回ることはしなかったな。
何の気なしに歩いていると
何だか気になる露店を発見した。
｢え｣
｢あれぇ？お姉さん！｣
道端に敷かれたシートに並べられた
完全に私好みの雑貨に惹かれて近寄ると
いつぞやのイケメン店主さんじゃないか！？
｢え！？なんでこんな所に！？｣
驚き過ぎて無意味に
当たりを見回しながら尋ねる
｢こっちがビックリしましたよー！
僕は今日こっちで用事があるので、
時間潰しも兼ねてお店開いてました〜｣
｢へぇ〜、こんなことあるもんですね｣
｢人の出会いって不思議でおもしろいですよね｣
しゃがみ込んで品物を見ながら、
私も今日韓国で知人のパーティに
招待されたことを伝えると、
だからおめかししてるんだね
と今日のコーデを褒めてくれた。
｢オシャレな人に
褒めてもらえると嬉しいですね｣
｢その衣装も良いね。
あとはこのブレスレットをつければ完璧かな？｣
｢はは、商売上手ですね〜。
でもかわいい！試着はできますか？｣
｢もちろんです！｣
つけてみるとこれまたビックリ。
すごく馴染むし、服やメイクとも
ピッタリあってスパイスになっている。
この一瞬で…この人ほんと凄いな。
｢ほんと、師匠と呼びたい…
すごく気に入りました！｣
｢まいどあり〜！
はは、呼んでくれてもいいですよ？｣
｢じゃあ師匠で！
またお店行きますね！｣
｢待ってますよ〜？
ところで、今日の会場はどちらで？｣
近ければお送りしますよ、と
紳士すぎる言葉をくれる師匠。
｢でもお店は？｣
｢ああ、もう良いんです。｣
｢そ、そうですか。えっと、私これから
このお店に向かうんですけど…｣
とマップを見せると驚いた表情の師匠。
｢ありゃ。僕もここなんです。｣
｢え、ええ？？｣
｢偶然か必然か。では一緒に行きましょうか！｣
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れん(プロフ) - びぃんさん» もちろんです！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» またまたありがとうございます！本当はもっと2人にちょくちょく関わらせてみたかったのですが、ウチの主人公がほんと闘牛過ぎてそんな間もなくジンくんをものにしようとしてますね笑笑 ぜひとも最後までお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2021年8月3日 16時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - やっぱりいつ見ても面白いです！コメントせざる負えない！ニヤニヤしすぎてやばいです笑更新楽しみにしてます！！毎度毎度コメント失礼しました！ (2021年8月2日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» れんさんありがとうございます！まさかそう言っていただけるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです！！漸く2人がちゃんと出会えました…笑 是非とも今後の2人を見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年7月26日 22時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 凄ぉく、面白いです！なんかもう笑いすぎてお腹痛いですwこれからも応援してます！あと、更新まってます！ (2021年7月26日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びぃん | 作者ホームページ：https://twitter.com/RJSJJVJ666
作成日時：2021年7月20日 8時
