今晩はスーパームーン�� ページ15
〜JIN side〜
今日のスケジュールは終わり、
各自ホテルに戻って休む。
＜やあソクジン！
無事に日本に着いたみたいで良かった！
冬のパーティ、紹介したい子が居るから
絶対来てねー！ファイティン！＞
『紹介したい子って誰だろう』
ヒョンの婚約者なら
とっくにご挨拶しているし、
『…え、まさか子ども…
なんてことは無いか…』
ヒョンから人を紹介なんて
されたことないから色々考えてしまう。
『その変なグラス日本にまで
持ってきたんですか？』
ベッドに横になりながら
旧友の店で買ったデザイングラスを
弄んでいると、部屋に遊びに来ていた
テヒョンイがソファの背もたれから
顔をのぞかせた。
『…ん？あぁ、元々日本で買ったものだし、
店主から大事にしてくれって言われてね』
『それでわざわざ持ってきたの？』
『うん。何だか手元に置いておきたくてさ』
『何か面白い、不思議だね』
『そうだね。店主が昔馴染みなんだけど
凄く不思議なオーラを纏ってるんだよ。
だからかな、このグラスにも
不思議な何かを感じるんだよね』
へえ、とテヒョンイは
ベッドの脇まで寄ってきて
グラスをまじまじと見る。
『お前と何となく雰囲気の似ている人だよ。
仲良くなれそうな。』
『ふーん、ヒョンにそんな友達が
いたなんて知りませんでした』
『言ってないからね』
『ねーヒョン』
『ん？』
『今日一緒に寝てもいいですか？』
『却下で』
『ちぇーっ。ジミニの所に行ってこよ〜』
『はいはい。おやすみ、テヒョンア』
『今度一緒に寝てくださいね！
おやすみなさいヒョン』
あいつ結局何しに来たんだ。
テーブルの上はお菓子が散乱
謎のレゴブロックが散乱
『いや片付けんかい！』
全くもーー。いつまで経っても
世話の焼ける弟だな。
ベッドから降り、テーブルの上を片付ける。
ふと顔を上げると窓の外には大きな満月が
雲ひとつ無い空に浮かんでいた。
綺麗だな、そう思い写真を撮ろうと
スマホのあるベッドへ行くと、
例のグラスがキラキラ光って見えた。
単純に部屋のライトを反射しているだけ
だろうけど、どことなく意図的に光っている、
そう感じられた。
『ちょっとだけ、外に出ていいかな…』
気が付けば、グラスを手に、部屋を出ていた。
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れん(プロフ) - びぃんさん» もちろんです！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» またまたありがとうございます！本当はもっと2人にちょくちょく関わらせてみたかったのですが、ウチの主人公がほんと闘牛過ぎてそんな間もなくジンくんをものにしようとしてますね笑笑 ぜひとも最後までお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2021年8月3日 16時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - やっぱりいつ見ても面白いです！コメントせざる負えない！ニヤニヤしすぎてやばいです笑更新楽しみにしてます！！毎度毎度コメント失礼しました！ (2021年8月2日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» れんさんありがとうございます！まさかそう言っていただけるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです！！漸く2人がちゃんと出会えました…笑 是非とも今後の2人を見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年7月26日 22時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 凄ぉく、面白いです！なんかもう笑いすぎてお腹痛いですwこれからも応援してます！あと、更新まってます！ (2021年7月26日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びぃん | 作者ホームページ：https://twitter.com/RJSJJVJ666
作成日時：2021年7月20日 8時
