《忍たま乱太郎・BL》忍術学園一の美少女？？？ (ページ19)

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三年生「ええっ！？フェレット！？」

『フェレット忍です』

三年生「フェレット忍？」

『一先ずご覧になっていらっしゃってくださいね』

リング「(ｽﾙ…ﾄｯ…)(ｷｮﾛｷｮﾛ…)」

リングさんは叶夢の右肩から降りするすると近くの木の頂上に登り辺りを見渡した。

リング〈ねぇ、叶夢くん、毒蛇のジュンコの模様って丸か聞いてくれないかな？〉

『先輩、毒蛇のジュンコさんのお身体の模様は丸とかでしょうか？』

三年生「ええっ！？」

伊賀崎「どうして分かったの！？」

『リングさんが仰ていらっしゃいました』

伊賀崎「当たってるよ！その蛇だよ！」

リング〈それならあの毒蛇だね〉

『リングさんー！こちらへ寄せる事は可能でしょうか？』

リング「〈出来るよ！！俺に任せてね！〉(ｺｸ)」

『お願い致します』

リング「キュー！！」

三年生「鳴いた！！」

『どうやら毒蛇のジュンコさんが見つかり、リングさんがこちらへ呼び寄せていらっしゃるとお聞きしました』

三年生「え？？」

『ほら、あちらの毒蛇ではございませんか？』

(ｶｻｶｻ…)

ジュンコ「シャー！！」

三年生「！！ジュンコ！！」

ジュンコ「(ｽﾘｽﾘ…)」

『あら、可愛らしい蛇さんですね(ｽﾄﾝ…・ﾅﾃﾞ…)』

伊賀崎「あっ！ジュンコが懐いた！！」

草原から出て来たジュンコは叶夢の足元に擦り寄ってきた。

リング「キュー！！〈俺の叶夢くんなのにー！！〉」

『リングさんもこっちにおいで？(微笑み・ｽｯ…)』

リング「キュー！〈叶夢くんー〉(ﾄﾝ…・ｷｭｯ…・ｽﾘｽﾘ…)」

『ふふっ、ありがとうございます、リングさん。誠に賢くて優秀なフェレット忍ですね。お陰様で助かりました(ｷｭｯ…・ﾅﾃﾞ)』

木から飛び降りリングさんは叶夢に抱き着いた。

土井先生/山田先生/利吉「白雪さん……。本当どのようにして会話しているのですか？｣

白雪兄「さぁ……、私達にも……分かりません……」

『それでは、それでは、私はこれで失礼いたします』

三年生「待って！！｣

『？いかがなさいましたか？』

伊賀崎「その……ジュンコを見つけてくれてありがとう」

神崎左近「後でゆっくり話でもしてみたいな……」

次屋三之助「忍術学園にはいつまで居るの？」

富松作兵衛「君と仲良くなりたいな」

浦風藤内「仲良くなれる予習しなくちゃ！」