《忍たま乱太郎・BL》忍術学園一の美少女？？？ (ページ11)

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(わあ……っ、極めて速く景色か変化していかれますね……)

雑渡「……」

雑渡(叶夢くん……、抱き心地が良いな……。もう少しこのままで居たいと思うがもう……出口だ)

土井半助「山田先生、入学生の生徒は大丈夫なんでしょうか？」

山田伝蔵「ああ……、心配だな。何せ今、カワタレドキ城との同盟を結ぶ為に色々な忍者がこの森をうろちょろしているしな……」

土井先生/山田利吉「……っ」

近畿地方の山奥に存在する全寮制の忍者の学校・校門の前には

忍術学園一年は組の教科担当教師、火薬委員会顧問の土井半助先生

忍術学園一年は組の実技担当教師の山田伝蔵先生

山田伝蔵先生の一人息子でフリーの売れっ子忍者の山田利吉さんが大きな校門の前で立って、入学生である叶夢を心配そうに待っていた。

土井先生/山田先生/利吉「なっ！！？」

雑渡「よし、ここまで来れば大丈夫かな……(ｽﾄﾝ…)」

『あ……っ、ありがとうございます……』

雑渡さんは叶夢をゆっくり降ろし、他のタソガレドキの部下やドクササコの凄腕忍者が彼の荷車を運んでいた。

雑渡「あ……っ、思わず忍術学園の近辺まで運んでしまった……けど、大丈夫？」

『ええ……っ』

雑渡「それじゃあ、またね(ﾅﾃﾞ…)」

『！お待ちください！(ｶﾞｼｯ…)』

雑渡「叶夢くん……？(ﾄﾞｷｯ…)」

叶夢は雑渡さんの右腕を掴み呼び止めた。

『その……っ、お兄さん達やフェレット忍であるリングさんは有名何でしょうか？』

雑渡「うん、お兄さん達は忍者界一最強の六つ子で、フェレット忍も叶夢くん、君も有名人なんだよ？(ｽﾙ…)」

『へ……？！』

雑渡「忍犬なら沢山いるけれど、フェレット忍はこの世で一匹、君が生み出したリングさん、ただ一匹だけだよ」

『リングさんだけ……』

リング〈叶夢くんが居たお陰でフェレット忍が生まれたんだよね……〉

(リングさん……)

雑渡「それじゃあ、奴等が来る前にわたし達はお暇するよ｣

(奴等……？)

タソガレドキ(雑渡以外)/凄腕忍者「それじゃあね、叶夢くん｣

タソガレドキ/凄腕忍者「(ｻﾞﾝ!!!!)」

『！！？』

リング〈不思議な人達だよね……〉

『ええ、奴等……と、昆奈門さんが仰っていましたが……』

リング〈うん、こっちに向かって来てるよ……叶夢くんのね……？〉

？「叶夢！！」