Weasley's

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　初日の授業は左程難しいものではなかった

ただ新しい知識を得続けるのには体が疲れるらしく
ロンとAとハリーはクタクタだった

朝食を食べ損ねていたこともあって３人は昼食の時間にはご馳走を口に駆け込んでいた

「ねえ、この後の授業って何？」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「箒の授業よ」

ロン「さっきのやつに比べたらマシだな」

「散々よね、分からないことばっかり聞いてくるんだもの」
　
ロン「ああ、陰気な先生だってフレッドとジョージが言ってた通りだったな」

　遅刻はしたものの、マクゴナガル先生の授業は魔法を初めて習う子供たちにとってワクワクする授業で３人は楽しんでいた
　
問題はその次のスネイプ先生の授業
ハリーはスネイプの言葉を一言一句逃さずにノートに書いていたが話を聞いていないと誤解され挙句にはいくつもの難問を突きつけてきた

ハーマイオニーは分かるらしく手を上げていたけど
みんな習ってもないことをなんで聞くの、と嘆いていた

　

ハリー「…これからちゃんとやって行けるかな、」

ロン「大丈夫だよハリー！まだまだこれからさ！」

「ご飯たくさん食べて箒の授業楽しもう。」

　

不安がるハリーにAとロンはずっと声を掛けていた。大きめの声で「メモ取るくらい熱心にしてたのに酷いわよね」とAが愚痴を零すとロンが焦ったようにシーッ！と言う。「ダメだって！」「なんで！」ふたりの小競り合いを見てハリーはフフっと笑った。

　この二人がいるからきっと大丈夫だ。と心から思った

「？なんで笑うのハリー」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「貴方たちの喧嘩がしょうもなかったのよ」

「あれ、ハーマイオニーったら～貴方も愚痴りなさいよ～」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「！ちょっとA擽らないで！(笑)」

盛り上がるロンとAとは打って変わって上品にご飯を食べてるからくすぐるとハーマイオニーはキャハハと笑った

あいつあんなに笑うんだな、とロンが呟いたのは秘密で

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