Weasley's

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ロン「僕が失敗した後に魔法見せることないだろ？比べる意味なんてどこにもないじゃんか」

汽車がついた後もロンはずっと先ほどの彼女ハーマイオニー・グレンジャーについて愚痴をこぼしていた

負けず嫌いなところが彼の良いところでもあり悪いところなの、とハリーに説明するAは慣れたようだった

＿＿１年生！こっちだ！

新入生を呼ぶ声の方に向かうとそこには大男がいた

どうやらハリーは知り合いのようで手を振っていたがロンはそんなことには気づかず「あの人でかいな」とAに話しかけていた

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城に入り、緑色のローブを着た教員の説明を聞いた後先生は準備のために大広間に入っていった

ハリー「どこの寮がいいんだろう？」

『分からない、私のパパはハッフルパフでママはレイブンクロー、ロンのご両親はグリフィンドールよね』

ロン「…組み分けって怖いってジョージとフレッドから聞いたんだ…大丈夫かな、僕怖くなってきた」

寮について話し合ってる間もロンはそれどころじゃない、不安だ、と言ってAのロープを握っていた
緊張するロンに手握る？と手を差し出すと「子供っぽいからいい」とロンは断った
「思わずどっちも一緒よ」と言うとハリーは笑っていた

「本当なんだな！汽車で聞いた話！

ハリーポッターがホグワーツに来たって！」

３人で笑っていると階段の端に立っていたプラチナブロンドの髪の男の子がハリーに大声で声をかけた

高圧的な態度に嫌そうな顔をするロンとハリー
それはAも同じであまりいい思いはしなかった

ドラコ・マルフォイと名乗る彼はハリーに握手を求めたときに「付き合う友達は選んだ方がいいよ」なんて言った
私とロンを見て笑うものだから父親に教わった魔法で豚の尻尾でも付けてやろうかと思ったくらいだった

それでもハリーは「いいよ、友達なら自分で選べる」と言ってマルフォイの手を取らなかった

戻ってきた先生に注意されてマルフォイは帰っていった

ロン「君最高だよハリー！」

「私寮なんてどこでもいいからハリーとロンと同じところに行きたいや！」

ハリー「僕もだよ！」

運命とはすごいもので
誰がどう見ても仲の良さそうな彼らは自ら見ても最高の友人だった

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