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琉生 「あのコメンテーターさん、いつにも増して勢いがすごいね」
絵麻 「あの人辛口で有名ですよね?これだけ褒めてるってことは、すごいよかったってことじゃない?」
にこにこと目尻を下げて笑いかけてくれるお2人に今まであった不安が全て吹っ飛び、頑張ってよかったと思うことが出来た。
コメンテーター 『この作品はラブストーリーですが、約1ヶ月の公演で実際に2人の距離がギュッと近づいたのをファンの方も感じていたようですね』
ニュースキャスター 『はい!それが明らかとなったのが千秋楽ですね。これまでキスシーンは口元を隠すようにして実際にはしていなかったのですが、昨日の公演では実際にされていたというのです!SNSでは【リップ音が聞こえた】など、まさかの演出に一気に話題となりました』
コメンテーター 『実は昨日、その公演を観に行ったのですが…見ているこっちが恥ずかしくなりましたね〜』
その後もテレビからは熱く語られていたが恥ずかしくなって席を立った。
お仕事もひと段落し、久しぶりにのんびりとした朝を迎えられると思っていたら予想外の展開に疲れてしまった。
A 「アイスティーでも飲もうかな」
私はざわついた心を落ち着かせる為、優雅な朝食を食べようとゆっくり準備を始めるのだった。
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春妃(プロフ) - こんなに面白い作品は久しぶりです!気づいたら一気読みしてしまいました!更新を楽しみにしてますが無理はせずに頑張ってください(* ´ ▽ ` *)応援してます! (2019年10月14日 6時) (レス) id: 37086665c7 (このIDを非表示/違反報告)
かちゅ(プロフ) - とっても面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年5月25日 13時) (レス) id: b0ebd2074b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べーだい*メガネ | 作成日時:2019年5月16日 11時