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がくえん ページ8

「おおー、おっきい」
テレビで見たのと一緒
麻代がノックすると

「はぁーい」
出てきたのは、小松田さん
「どちら様ですか?」
「学園長の知り合いです」
そんなざっくりの説明でいいのか

「ご案内しまーす」
いいんだ、それでいいんだ
サインしなくていいのね

私はキョロキョロする麻代を
引っ張って、小松田さんに着いていく

「学園長先生〜お客様です」
「入りなさい」
麻代が入り、私も続く
学園長は表情を変えない

こうなることは分かっていたのか
「それではごゆっくりー」
小松田さんが障子を閉めると
学園長は話始めた

「よく来たな、花谷麻代
言っていた通り今日から
忍たまに入っておくれ」
ニコニコと笑っている学園長に対して
麻代は膨れっ面でそっぽを向く

「それで、お主の名はなんと言う?」
「野平、Aです」
「ほう」
なんだろう

「うむ、気が変わった
お主らはくの一に入りなさい」
これが学園長の思い付きか、

「わしはこの学園の長、
大川平次渦正じゃ、宜しく」
「はい」
返事をすれば、タイミングよく
障子が開いた

「山本シナ先生が案内してくれる
着いていきなさい」
「ありがとうございます」
やっと、麻代は話してすぐに立つ

「私の父がこれを、貴方に渡せと」
預かっていた手紙と
肩にかけていた風呂敷を差し出して
「失礼します」
私も麻代に着いて行った

「なるほど..」
彼女達が部屋を出ると
手紙を読んでいた学園長がそう呟いた

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作者名:名無し | 作成日時:2020年4月24日 17時

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