番外編 ページ47
目を開けると
泣いてる久々知が目に入った
名前を呼んでも声が出ない
久々知は驚いて、何処かへ行こうとするが
私は落ち着いていた
久々知の袖を引いて止め
私は、久々知の涙を指で拭い
笑う
その後に医務室に入った善法寺さんが
説明をしてくれた
私は、書けるものを用意してもらい
四年生、五年生を呼び出してもらった
まず私が書いたのは
「全員、無事で安心した」
彼等は彼等で私に言いたいことがあったようで
一人一人小言を聞かされた
次いでに、新野先生と善法寺さんからも
一番長かったのは、学園長とシナさんかな
二、三日過ぎると私が取ってきた
巻物に解毒の方法があったらしく
急いで作ってくれた
世の中うまく出来てるね
前世ではこうはいかなかったな、
素晴らしいよ、二次元
遠い目をしてると麻代の顔が写る
「...」
「...」
無言の圧から
麻代の目に涙が溜まっていく
ぎょっとして涙を拭おうとした
私の手が伸びる前に
部屋にかわいた音が響く
「馬鹿、馬鹿、馬鹿
手紙を見たとき、どんな気持ちだったか‼」
「それはこの時代だから覚悟してたよ」
「分かってる‼分かってるよ、でもさ
怖かったよっ」
「そっかぁ」
笑う場面ではないだろう
麻代が抱きしめてきた
「ごめんね」
「私も、ごめん」
まさか叩かれるとは思わなかったけど
夜、そんなことを思いながら布団に入る
が寝れなかった
私は苦無を持つ
なんか訪ねて来そうだし
予感は見事的中
ぐるぐる包帯さんの部下さん
「良かったです」
彼がそんなことを言うから笑ってしまった
「敵なのに、いいんですか?」
「貴女は旅人でしょう?
それに私を助けてくれた」
首を傾げる彼
マスクのしてで笑っているのか
目が細い
「仕事気を付けてくださいね」
昼間の麻代に感化されたのだろうか
「はい」
彼はそう言うと私を抱きしめ
帰っていった
「?」
何が起こった?
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作者名:名無し | 作成日時:2020年4月24日 17時