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踏んだり蹴ったり ページ28

ドンッ
「うわ、」
静止する声は遅くぶつかり
目の前にいた善法寺さんに
抱きつく形になった

不運である善法寺さんは
事故に巻き込まれず
しっかりと受けて止めてくれた
「ごめんなさ、」

顔をあげるとすぐちかくに
善法寺さんの唇があって
もう少しでキスしそうな距離

驚いて目を見開く私と
みるみる赤くなる善法寺さん

「ちょっ、野平さん
離れて、」
「手をゆるめてください」
「あ、」

パッと離れると
善法寺さんはうずくまった
え、ごめんなさい
でもこんなんで色仕掛けの術
大丈夫なのか?

「お次は、七松小平太先輩と
善法寺伊作先輩でーす、え」
ユキとトモミは善法寺さんを見て
戸惑う、これでは試合にならんだろう

「ってことは我らくの一教室の
花谷麻代先輩と野平A先輩の勝ちです‼」
くの一の後輩たちは手を取り合って喜び
忍たま達は、こちらを注目してる

一番戸惑ってるのは私だろう
まあ、運も実力のうちかな?
うん、そういうことだろう
「Aちゃん、ごめんなさい
汚れてないよね!?!?」

「いや、危なかったけど
大丈夫、大丈夫麻代ちゃん」
近い、近いよー?

見る角度体とキスしてると思われ
「麻代先、輩?」
ユキがそういうから
ほら、みんなに見られてしまった

各々の叫び声が響くまで
あと二秒

野生児→←しんどい



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作者名:名無し | 作成日時:2020年4月24日 17時

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