乙女ゲームのヒロイン (ページ17)

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乙女ゲーム17 ページ17

帰り道、金髪の方に確認をとる
「あの紙って」
「俺のやつや、お前話がわかる奴やし
　変な匂いもせんしな‼」
うぅん、そうか

「はぇー、珍しい事もあるもんですねぇ」
「コネシマの何かに引っかかったんだな」
後ろにいる生徒会長さんとトントンさん
「…私のやつも渡しときます」
金髪さんに付箋に書いたものを渡す
私からする訳では無いけどクラスに来られたら困る
あ、これ考えたのローフェイくんです

「！ありがとうな」
「おっとー？コネシマ～」
トントンさんが金髪さんに絡んでいくと
生徒会長さんが隣に来た、楽しそうに前の二人を見てる

「生徒会長さんは異性に興味無さそうですね、
　偏見ですけど」
「そうでもないぞ、俺は気に入ったものはどこまでも
　執着する方だ。逆にトントンの方が興味がない上位
　だと思うがな」
「生徒会長って損するような見た目してたんですね」
「ハハハッ、そんなこと初めて言われたわ」
「似たようなこと言われたことないんですか」
「生徒会には散々言われるぞ」

「あ、あの！」
振り向くと後ろにいた班の女の子達が居た

私はその班の中にアロンくんを見つけた
彼に手を振るとぼーっとして気づかなかったのだろう
目が合うと驚いていた

私は道の脇に寄り、アロンくんを待った
「タイミングが良かったんだね～
　こっちに来て良いの～」
「いや、お宅の女の子達がこっちに来たんで、
　前例があるし、良いでしょ？」