乙女ゲームのヒロイン (ページ2)

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乙女ゲーム2 ページ2

先生を先頭に体育館に入る
この学校は一学年でも人が多いみたいだ
先生の指示で座り、後ろのクラスが座るまで
色んな話し声が聞こえてきた

校長先生の話の後に担任の発表
私のクラスは女性が担当された、中々の美人な方

早く終わらないかな
そろそろ身体だるいんだけど
心の中でそう呟くと

『イベント発生』

ナレーションの声が聞こえた
「続いて本校の生徒会長からの言葉です」
アナウンスの後
前に出てきたのは、まぁそれは綺麗な人

そらクラスの男子がかっこいいんだ、綺麗な人もいるわ
隣の女の子はアイドルでも見てんのかと思うぐらい
顔が紅潮している
にしても綺麗な手、長いし白いし羨ましい
「～以上です」

何も話が入ってきていないが、とりあえず拍手
「以上をもちまして入学式を終了致します
　出口に近いクラスからご退場して下さい」

今日は入学式と注意事項だけなので授業は何もない
担任の自己紹介とプリント配布だけで解散となった

私はこの世界を知るために図書館へ向かおうと席を立つ
荷物をまとめ、ドアに向かう

ドアを開けると教室に入ろうとしてた人とぶつかりそうになるが、慌てて避ける
「すみません」
頭を下げてその場から離れる

-イベント回避

私は校舎を出て、離れた所にある図書館の外観を眺める
「やっぱ、面倒くさ
　明日行くか」
私は図書館へは行かずにまっすぐ家に帰った

-イベント回避