†397 霧野side ページ7
「…遅いな、A」
集合時間になっても、Aの姿が見当たらない
可笑しいな…大体俺より早く来てるのに…
…彼女を待たせてる俺も俺だけど
「……探しに行くか」
ここにいても何も変わらないと思い、動くことにした
「――霧野先輩！！」
！！このムカつく感じのイケメンボイスは…
「剣城！どうしたんだ？」
息を整えながら、俺の方を向く
その顔は、とにかく俺に何かを伝えないといけない、とでもいったような顔だ
「どうしたんだ？そんなに急いで…
と言うか携帯持ってるだろ？」
「…充電、切れたんで」
息を整えながら剣城は続ける
「……実は――――」
「A…っ！」
俺は、人の波をかきわけながら走った
男なら、彼女が泣いてるなんて黙ってるわけにはいかないだろ？
「…いた」
後ろからでも分かる、Aのことなら
俺は、静かに歩み寄って包み込むように後ろから抱き締めた
「――見つけた」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
速野典佳(プロフ) - サキさん» 神作品だなんて…ありがとうございます！ぜひ朝霧と霧野はいじらせていただきます！必ず作品完結するまで更新するので、とにかく頑張ります！←応援ありがとうございます！！ (2016年8月4日 10時) (
レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 第一章から読ませて頂きました！！私の中では神作品ですね...！！！！(@`▽´@)出来れば、出来ればですよ...??蘭丸のお母さんが朝霧と蘭丸をいじるのをもう少し見たいです！！これからも更新頑張って下さい！！ずっと応援してます！！！ (2016年8月4日 2時) (レス) id: c745229154 (このIDを非表示/違反報告)
速野典佳(プロフ) - 黒柳紫苑さん» ありがとうございます！ですが次は公立が…(笑) (2016年2月16日 22時) (レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
黒柳紫苑 - 受験合格おめでとうございます！！ (2016年2月15日 19時) (レス) id: 4001540801 (このIDを非表示/違反報告)
速野典佳(プロフ) - カノン・リーファ☆さん» そうなんですか！？ありがとうございます！両方大変なんですが頑張らせていただきます！誕生日まで…感謝しきれません！ (2016年1月4日 13時) (レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：速野典佳 | 作成日時：2015年9月22日 8時
