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さて今日も今日とて練習をしているイナズマジャパン
虎丸はデザートライオン戦の後から積極的になって一体今までの謙虚さはどこへやら
飛鷹はたちむーと練習しているのだが、相変わらずぎこちない
しかも、暫くすると一人で走り込みを始める始末
「うーん……大丈夫かな？」
夕方、合宿所から出ていく飛鷹を尾行すること数分、とある空き地に辿り着く
すると飛鷹は壁に向かってボールを蹴り始める
壁にかいてあるマークの中心にボールを当てる練習ってところかな？
「どうしたんだ？今日はやけに力んでるな」
しばらく見守っていると響木監督がやって来てそう言う
「悔しいんです俺。今のままじゃ格好悪くて」
そう俯いて言う飛鷹
格好悪い……か
「響木さん、どうしてこんな俺に付きっきりで特訓を？」
付きっきりで特訓？
そう言えば夕方になるといつも出掛けていた気がする
そっか、響木監督と特訓をするためだったんだ
「さあな？もしかすると、お前が俺に似ているからかもしれんな」
響木監督はそう言うと自分の事を話し出す
「俺にも粋がっていた時代があった。
だが今の俺があるのは、サッカーのさの字も分からなかった俺を、特訓してくれた人のお陰なんだ」
響木監督が不良……
なんとなく想像がつくのは私だけなのだろうか……
だって常連の中学生にお玉突きつけるくらいだもんなぁ……
特訓してくれた人っていうのは守のおじいさんなんだろうけど
「その人は俺の力を信じてくれた。
だから俺も同じように力を尽くすことにしている。それだけの事だ」
響木監督はそう言うと私が隠れている場所を一瞥する
あー、もしかして気付かれてる？
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futuunohito - 頑張ってください！！ (10月30日 1時) (
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作者名：よっしー | 作成日時：2023年9月22日 23時
