【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の学校の先生だわボケェ【坂田銀時】

事件 ページ21

貴方side

晴太も順々に更生されていった

授業も開始し、鳴瀧塾にも活気が戻った

授業開始してから3週ほど経ったある日

今は午後、午前に授業を終えた生徒は隣の部屋で自習しているか道場で鍛錬をしている

上級生達は今、テストを受けている

「(そういやァ 紡(ツムギ)が休みだな… 風邪か？)」

机にトントンと当たる鉛筆の音

すると行成り教室の扉が開いた

入り口にはツムギの母親が立って居た

ツムギの母親「せ、先生ッ… 娘が、人攫いに…」

「！ …其れは何時ですか」

ツムギの母親「昨日です、警察には言ったのですが、攫われた先が吉原で…警察は立ち入れないと…どうすればいいですか、先生っ…！先生っ…！」

やるしかない

「ツムギさんのお母様 御安心を 私が是非とも助けて煎じましょう だから落ち着いてください 今日の夜には吉原に向かいましょう それまでに準備をしますので みんな、今日は帰ってくれ 宿題は無しだ いいな、気をつけて帰れよ」

皆騒ぐが私の動揺ぶりに驚いたのか、直ぐに行動し始めた

ツムギの母親「あぁ、先生…ありがとうございます！」

「いえ、ツムギさんの教師ですので」

私はツムギの母親を自分の部屋へ連れて行き此処で待機しているように伝えた

そして連絡先も交換した
いつでもツムギのことを報告できるようにだ

私は道場に飾ってある大太刀を持ってきた

袴を着て動き易いようにした

…荒事になると判るだろう？

・・・

夜は早く来るもんだと思った

私は今、吉原の入り口に立っている

審査されているのだ

色々と施してあるため自分は今女人には見えないだろうと思う

門番「入っていいぞ」

このような処は嫌いだ
とても

このようなものがあったから私たちは分裂した
だから大嫌いだ

人ごと、焼き払ってしまいたくなる

案外狭く大太刀では戦うには不利な様だった

「…短刀持ってきてよかった…」

さて、ツムギを探しますか

先ずは攫った人間を売るのに競りをする処があるはずだ

そこに向かうとしよう

・・・

案の定、ツムギは陳列されて居た

ツムギの顔は絶望に満ちて居てとても胸が痛くなった

必ず助けてやる

私はすれ違い座間に一言声を掛けた

「ツムギ、安心しろ 私が助ける」

ツムギは目を輝かせ私を見た

ツムギ「せんせェ…」

・・・

司会「さぁて、今日は沢山仕入れましたよォ！ 先ずはこの少女から…！」

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