【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の学校の先生だわボケェ【坂田銀時】

夜景 ページ16

貴方side

時間になったから私は朧と何時もの待ち合わせ場所に立って待つ

するとこの静かなターミナルに足音が聞こえて来た

朧「来ていたか」

「行かなかったら怒るのはそっちでしょ」

朧「…そうか」

「さ、早く行きましょ」

・・・

・・・・・・

この被験体と虚の血の相性がいい

血液型も違うのに

「…ついに」

私は近くあった椅子を寄せ被験体の様子を見る

被験体「あ”あ”… あ”ああああああッ！！」

「ッ！！」

研究員「バイタルが低下しています 失敗ですね」

「っ… あぁ」

ずっと叫び続ける被験体

苦しそうだな

朧「失敗か？」

「えぇ 『失敗』 処分よろしく 次やるわよ」

研究員「はい」

私は白衣のポケットに手を突っ込み『失敗作』を後にした

・・・

・・・・・・

徹夜で『不死者』の作成をした

私は血だらけの白衣を脱いでゴミ箱に捨てる

「……はぁ」

私は今もこの時も人類破滅の手伝いをしているのだ

朧「終わったか」

「えぇ、ところで 背後から出てくるのやめてくれない？ 私とてとてもびっくりするわよ」

朧「…！ すまなかった」

「別に なんか用だった？」

朧「いや、お前休まなくていいのか？」

「休むぅ？ 休む暇なんてないわよ 私は、大丈夫、だから、」

振り返って応答すると朧の心配そうな顔をする

「な、に その顔」

朧「何故、泣いている」

「は」

朧が私に近寄り朧のひんやりとした指が私の涙を拭う

「貴方にそんなことできるのね」

朧の手をそっと掴み�茲をすり寄せる

ビクッと身体を震わせる朧

「私は、大丈夫だから」

私はまだお小夜のことを引きずっているのか

ふわっと抱き寄せられる

少女漫画か

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