【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

DQNは面倒いから関わんないでくれ。 ページ49

貴方side



DQN「よくここまで来てくださりました あんな奴の為にわざわざ‥」


そう言って歩み寄って来た


「はっ、あんな奴ぅ？ 誰だそりゃぁ」


DQN「小夜子ですよ 全く子供なんてさっさとおろせば良かったものの‥」


やれやれと言わんばかりの仕草をとった


「‥テメェ、人の命をなんだと思ってやがる」


自分でも自覚がある


罪のない人を使って自分の復讐、奈落の協力、不死身兵の研究をしているんだ


でも、そうだからわかるんだ


誰よりも命の大切さを知っている


戦場で散りゆく命を幾度も見てきた


拾えど命は指と指の間から零れ落ちてゆく


DQN「自分に利があるのであれば必要ですがそれ以外はなんとも」


「やっぱお前死ね」


私は拳銃を二丁構えた


DQN「おっと こいつがどうなってもいいと？」


そう言ってモニターに映し出されたお小夜


小夜子『Aさん！助けて助けて！！』


泣きながらそう訴えるお小夜が見える


私は拳銃を下ろした


「‥お小夜を解放しろ」


DQN「それは無理ですよ だってこの女と子供を殺すまで返せません あ、死体なら返しますよ？」


プツン


そんな音が聞こえた気がした


私は再び拳銃を構えた


DQN「だーかーら 大人しくしないt‥(「お前じゃない "上だ"」 は？」


私は天井の鉄骨のネジの部分を狙って撃った


天井は崩れDQN供の上に落ちた


・・・


「‥埃やっばー」


鉄骨の下敷きになっているDQNの元へ行った


「いー眺めだ お小夜は何処にいる」


DQN「と、隣の倉庫だ！！」


「あっそ」


私は助けもせずに立ち去る


後ほど殺せば良かったと後悔することも知らずに


・・・


・・・・・・


「お小夜！！」


小夜子「Aさぁん‥ 怖かったぁ‥」


泣きながらそう言った


私も安堵して震える手を抑えて縄を解いた


「よかった さぁ 帰ろう」


急に空を切るような音何度か響くと同時にお小夜の体を赤く染めた


「は？」


小夜子「ぅあ"」


振り返ると這い蹲っているDQNがいた


DQN「ははっ、俺の勝ち」


「糞がぁぁぁぁあっ！！」


私がDQNに向かおうとするとお小夜に腕を掴まれた


小夜子「Aさ‥ん あの人一応私が愛した人なの‥ だからころ‥さないで？」


「ごめん お小夜 その願いは叶えられない」


私はお小夜の腕を優しく離してDQNに向けて足を進めた


DQN「あぐ‥っはぁ」


「今すぐその呼吸も楽になるぞ









死ね」


また、空を切る音が響く

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