【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

カートの使いよう ページ47

貴方side



もうすぐ生まれてくるであろうお小夜の子の為に服をお小夜と作っている


然しお小夜は全くもって裁縫が駄目だ


「全く現代人は‥」


小夜子「おばさんくさいですよ」


「おばさんくさい‥ はぁっ！！」


小夜子「どうしたんです？」


「飯！ 食べ物を買いに行かなければ」


小夜子「あっ！ 私も行きたい！」


「何を言うその体で‥」


腰が痛そうだ


小夜子「大丈夫です！ ほら」


そう言って机を使って立ってみせた


「はぁ‥若いって言うのはいいもんだな」


小夜子「おばさんくさいですよ」


「お前のボキャブラリーの少なさに驚くよ‥ 連れて行ってもいいが車椅子な」


小夜子「本当ですか？！ ありがとうございます！」


そう言って太陽のように笑った


やめてくれ 私のように日からも背を向けられた人間にそんな笑顔を向けるな


自分がどれほど汚れているかを痛感するから


小夜子「Aさん‥？」


はっ、八つ当たりだよな


「さっ 行こうか」


車椅子はデパートで借りるか


「さっ これかぶって」


私はヘルメットを投げた


小夜子「はい！」


・・・


「私は車椅子を借りてくる ここで待っててくれ」


小夜子「はい 待ってまーす！」


・・・


お小夜が車椅子に乗ったときフッと感じた殺気


私宛か‥それとも‥


「お小夜 私から離れるなよ」


小夜子「？ わかりました！」


不安だな


・・・


食材や日用雑貨、子供用の玩具などを買った


今は服を見ているところだ


少し目を離した時だった


お小夜の姿はなかった


「 お小夜？！」


ーーーーーーーーーー
小夜子side


私は向こう側に気になる服があったから車椅子でそこまで行った


小夜子「ねぇ Aさ‥ムグゥッ！」


うしろから急に口元を押さえつけられた


だんだん意識が遠くなって行く


Aさん、助けて‥


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貴方side



「ったく！ 何処行った？！？」


私は店から出てモールを見渡した


すると車椅子に乗った女の人を運ぶ厳つい男3人


女はお小夜だ


相手は一階 然も出口


此処は二階


ちっ


私は手摺を飛び越えて下に飛び降りた


女1「きゃぁ！！」


男1「な、何だ？！」


周りから注目を浴びるが関係ない‥！


「お小夜！！」


外へ出ると黒い車に乗せられるお小夜


番号は覚えた


近くにバイクはある


賭けるか‥


私は買い物のカートを持って押し寄せた


男1「なんだ？！？」

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