【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

目覚めたのは ページ45

貴方side



光が差し込み私は重々しい瞼を開けた


‥腹に違和感がある


頭を上げ見てみると私の腹を枕かのようにして寝ている銀時の姿があった


重い


私は手を使って退かそうとした


がその手には包帯が巻かれていた


態々やってくれたんだな


私はそっと銀時の頭に手を乗せた


暖かくて柔らかい


幼い頃を思い出す


銀時「んっ‥‥起きたか？」


「銀時こそ」


銀時「体調は」


「特に異常なし」


銀時「そうか‥」


感謝を伝えよう


「銀時、私は3つ感謝すべきことがある」


銀時「別に感謝とk「言わせて」‥はいよ」


「１つ目 手当てをしてくれてありがとう」


銀時「本職の人から言われたらなぁ‥」


銀時は起き上がり片膝を立てた


私も上体を起こし銀時と向き合った


「２つ目 私を回収してくれてありがとう」


銀時「そりゃあ おめぇ‥」


「いいから」


私は銀時の手に私の手を重ねた


そうするとビクッと肩を揺らした


「‥そんなに驚くこと？」


銀時「いやいやいやいや だってねぇ！！ほら、アレだよ！！アレ！！」


「‥何処が驚いたかちゃぁんと説明してね」


銀時「昔のAと今のAが合わさって‥そのなんて言うんだ？！ ‥‥とても、いい」


そうして顔を赤くした


「‥あり、ありがとう み、み、３つ目は大切なモノを気づかせてくれてありがとう 長らくの間忘れていたよ」


銀時「なら良かったよ」


そうすると銀時は指を私の指に絡まらせてきた


そして顔を近づけてきた


「何‥」


銀時「わかんだろ お前頭良いんだからよ」


「わかんないよ？ 教えてくれないと」


銀時「‥目ェ閉じろ」


銀時はジッと私を見て低い声でそう言った


「‥わかった」


目を瞑った後、唇にそっと柔らかいものが触れた


その唇はすぐに離れお互いを近距離で見つめ合うような形になった ‥恥ずかしい


銀時「‥物足りないねェ」


そしてそのまま私を押し倒した


「同感」


銀時「お望み通りにしてやるよ」


再び唇が重ねられ、徐々に熱く深いキスになっていった


「んぅっ‥ ふぅ‥」


顔と顔の距離が近い故呼吸をするのを躊躇ってしまう それなのに銀時は余裕が見られる


手をぎゅっと握ると離されるがまた塞がる


このまま‥


新八「銀さ‥ すみません、お邪魔しました」


神楽「どうしたアルか、新八ぃ ‥邪魔したアル」


銀時「ちょっ、お前たちぃぃぃぃ！！」


「‥残念だったな」


銀時「クッソォォォ！！」

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