【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

決戦 ページ42

貴方side



ノリで飛んできたはいいけど着地のこと忘れてたァァァァッ


するとガシッと腹部から抱えられた


誰だかわからなかったが土煙が消えると白銀の髪が現れた


銀時「俺を求めて飛び込んできてくれたのか？ この後の嵐はキツイぜ？」


「‥別にそう言うわけじゃない でも」


銀時「でも？」


「ありがと」


グゥッ 言いたくなかったぁぁ！！


銀時「お、おう///」


なんだ顔を赤くして これはアニメでもよくある描写の１つ


『照れ』だな


「そんなことより敵は」


銀時「もうすぐ来るな」


「じゃあ下ろしてもらおう」


私は銀時の腕から抜けた


そして一定の距離をとった


向こうからバイクが銀時目掛けて来ている


銀時ならきっと大丈夫だろう


変な安心感がある


彼奴はきっと死なない


きっと


バイクが爆発し爆風の被害が私までに及んだ


「ぐぇぇっ」


構やしたが爆風は爆風


案の定吹っ飛ばされた


筋力のある銀時たちは大丈夫なんだろうけどな


それよりもなんだ もっと可愛い声出せないのか？私は


例えば「きゃあ」とか「わっ」みたいな


否、今はそんなこと考えている場合ではない


私は起き上がり銀時の元へ駆け足で寄っていった


其処にはヘッドホンをつけてサングラスをかけている男が銀時と対峙していた


どっかで見たことあるような‥


そうだ 河上万斉


鬼兵隊だな 確か


河上「そこにいるのは一夜にして名を挙げた伝説の攘夷志士 伊原Aでござるな」


‥別に夜じゃなかったし、名を挙げたかはわからないし てか


「伝説の攘夷志士じゃねーし 戦場医だし」


河上「その上で伝説の攘夷志士と言っていることだ 戦場医だったが一人で戦場に乗り込み数多の敵を倒したとか」


「そりゃあ仕方ないじゃねーかよ 此奴等が糞野郎共だったから私が言っただけの話 別にどこも卓越してるわけじゃあねェ 私にはしっかりとした目標があったからだ」


私は銀時を横目で見ながらそう言った


そうすると少しばかりしょんぼりとした銀時が目に入った


仕方あるまい 本当のことなんだから


河上「それは面白い おぬしは少し残っている昔の気品が残し寂しそうな流暢な音はクラッシックの様だ」


「だってよ〜 銀時！ 私クラッシックだって！！凄ない？！ 銀時はなんだった？」


銀時「‥酔っ払いの鼻歌」



「っぶ ぶはっはっはっ！！ 鼻歌ねェ‥ 取り留めのない銀時には相応しいんじゃないのかな」

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