【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

被験体集め ページ40

貴方side



どんどん進んで行くと敵は増える増える


然し試験管はどんどん減って行く


私は刀を持っていない


白衣からメスを取り出した


敵「そんなんじゃ倒せるわけないだろう！！」


「いいや 私にはできる」


敵の位置を確認して体が動くままに敵の首を切っていった


勿論メスだから切りやすい切りやすい


・・・


・・・・・・


車内にいる全員倒し終わった


私の荒い息だけが響く


背後を見ればどくどくと流れてゆく血


その色はどんな色よりも美しい


私は溜まった血をすくい上げて手に擦り合わせた


仕事の時、戦場医だった頃は血なんて見たくもないし、流して欲しくはなかった


でもこうやって戦うとアドレナリンが分泌されるのか、それとも私は根っからのヘマトフィリアなのか


ヘマトフィリアではない そう‥違うな


たまに患者でいるが‥


きっとこの気持ちは達成感によるものだろう


すると急に次の車両が騒がしくなった


何事か‥


私は次の列車への扉を開けた


すると何処かで見た栗毛のクソガキがいた


全員倒し終わったのか私まで斬りかかってくる


私はそれをメスで受け止めた


「ふ〜ッ あっぶねェ 私は浪士じゃねェンだけど」


栗毛「万事屋の旦那と関わっているんだからアンタも攘夷志士だったんだろィ」


「うんにゃ 違うね 私は唯の戦場医だったさ」


栗毛「それ、攘夷志士を助けてるってわけでさァ」


「クソガキが 黙っとけ」


私はメスに力を込めた


栗毛「クソガキじゃぁありやせん 沖田総悟でさァ 覚えておきなせェ」


「沖田ね‥ 其方が名前を言ったンなら私も教えるのが礼儀だな 私の名前は伊原A 覚えておけ」


沖田「ところで俺の一太刀を片手で受けるなんざ 人間離れした強さでェ」


「それはどうも」


沖田は刀をしまった


「敵でもねェのによくも斬りかかりやがって」


沖田「成り行きでさァ」


「クソガキ」


沖田「雌◯」


沖田/伊原「「フン」」


私はクソガキを横を通り過ぎて次の車両に向けていこうとしたがクソガキに先越された


扉を開ければ沢山の敵


「これはいいお出迎えだねェ‥」


沖田「さっさと倒しますぜィ」



・・・


・・・・・・


「ハァ‥ハァ」


沖田「ふー‥ふー‥」


お互い傷だらけだ


メス一本でよく頑張った方だ


沖田「中々やるようで」


「私が二番目の成功例なんでね」


沖田「？ 戦いすぎて頭おかしくなりやしたかィ？」


「いいや なんでもない」

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