【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

鉄格子から伸ばす手〜過去回想篇〜 ページ24

貴方side



朧から治療を受けてから2日経った


私は朧への警戒心はとうに薄くなっていた


ベットの上で安静にして居ると朧が部屋に戻ってきた


私は上体を起こした 朧は私の元へ来て


朧「お前に問おう 天導衆にお前の医療の力を貸す気はないか？」


これも一興、この力を貸す 松陽先生から教えてもらったこの医学、自分で学んだ医学を



「いいわよ」


朧「！！」


朧は目を丸くしたが何時もの無表情になり


朧「ならばついて来い」


私は手を差し出されたその手に自分の手を重ねた


「よろしく、朧」



朧「俺はお前の上司だ 敬語を使え」



「敬語か‥前の私なら使っていたな」



朧「？」



理解できていないようだ だって私は裏切られた頃の私、弱かった私を偽るかのように、強くなるよう性格、態度、口調を自分の中で決めたのだ



朧「まぁ、いい 研究所に着くまでこの組織、天導衆について話そう 俺が所属して居るのは『天導衆 奈落』主に戦闘などを‥(「朧の話はどうでもいい」‥なんだと！」



「フフッなんでもないわ」



朧「何故笑う！！///」



「だって‥いやなんでもないわ」



反応が可愛いなんて言えないわね



朧「ふん‥まぁいい 着いたぞ」



目の前には鉛色をして如何にも重そうな扉が私たちの前に立っていた



朧が扉の横にある箱みたいなところに手を合わせると扉が開いた 見た目の割にはスムーズに開いた



中にはまた鉛色をした重々しい壁と床によく映える白衣を着た人がたくさんいた



それよりも‥此処には沢山の最先端のような医療器具、機材があった



「ふぁぁあっ！」



自然と顔が緩む



「ねぇ、これは一体何に使うの？！」



研究員1「ええとこれは‥」



なんだか今とても幸せだ こんな器具何に使うのかよくわからないけど、ね

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