【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

鉄格子から伸ばす手〜過去回想篇〜 ページ23

貴女side



「いっ‥」



頭が痛くなってきた



すると急に身体が起こされた‥朧だった



朧は私を自分の体に寄せ耳元で



朧「今は耐えろ」



は？



男1「さっさとこいっ！」



私はあの男に連れられ朧の部屋？に運ばれていった







部屋に着くと私は両腕にきつく鎖を繋げられ床に投げ払われた



鉄と皮膚が摩擦を起こして痛みを感じる



やっぱり生きてるんだななんて思ってしまった



暫く床に倒れていると扉が開く音がした そして足音が私に近づき止まった 相手の顔も確認する気力もない



するとひょいっと私の身体が宙に浮いた‥否横抱きにされた



朧だった



朧は私をベットに寝かせた



朧「蹴られた場所は大丈夫か？」



大丈夫だったらこんな風になってねーよ



私は黙秘を続けた



朧「声が出せないのか？」



朧は顎に手を当て首を傾げた



お腹減った‥



朧は手当道具を手にし私を治療しようとした、が



私はせめてもの反抗として起き上がって塞がっている両手で振り払った



朧は驚いた顔をしていた



朧「腹が減っているのか？」



そう言って部屋から出て行った



「はぁー‥」



もうため息しか出ない‥








数分経った後朧は飯を運んできた



朧「食え」



きつく縛られた鎖の所為で手が血の届きが悪くなり痺れていて箸を握ってもするりと抜けてしまう



朧「手が痺れているのか‥仕方ない」



そう言って朧は箸で煮物を掴み私に食べさせた



‥美味しい‥



「‥‥‥ありがと」



朧は驚いていたが顔を少し赤らめ




朧「あ、あぁ‥///」



私は食べさせられて漸く空腹を満たすことができた

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