【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の戦場医だわボケェ【坂田銀時】

診察 ページ12

登場するオリキャラの名前

龍之介(鳴瀧塾の生徒)

ーーーーーーーー
貴方side



私は龍之介を診療所のベットに寝かせ氷嚢を頭、両脇、脹脛の裏に置いた



そして扇で扇いだ



龍之介「んん‥ここは‥」




「あ、気がついた？これ、飲んで」



私は熱中症患者専用のドリンクを渡した




しょっぱい、といったら熱中症ではないな




「しょっぱいと感じるか？」




龍之介「ううん フツーの味する」




「わかった そういえば龍之介は水分補給をしなかったのか？」




龍之介「うん‥今日は結構涼しいと思ったから‥」




「こんな日でも油断禁物だ 次回から気をつけな」



龍之介「はい！」



「家まで送るよ」



龍之介「本当ですか？！すみません‥」




「いーのいーの バイクでいい？」




龍之介「えっ！先生のあのカッコいいバイク？！」




「はは〜 お前たちいっつも乗りたがってたよな〜」




龍之介「やったやったー！」




「おいおい あんま暴れんな‥ 帰る支度するから少し待っててな」




私は武道場に戻り龍之介の荷物を回収した



みんなは鍛錬に集中していて私に気がつけていないようだ



銀時を見てみると何時もみたいなだらしないような雰囲気はなく キリッとしていてあの時を思い出した





悔しながらカッコいいと思ってしまった



「‥」









胸がまたキュッと締め付けられた





私が診療所に戻ると龍之介は足をバタつかせ待っていた



龍之介「せんせー遅い！」




「いや、安静にしてろよな‥」




私は龍之介のバックの中に余分にスポーツドリンクを入れといた




「はいっ、これ被りな」




私はヘルメットを投げた




龍之介「わっ！」




龍之介は小さな手でヘルメットを大事そうに抱えている




私はバイクを母屋から出した



本来は後ろに座ってもらう方がいいのだがもし手を離してしまったら危険なので私の前に座らせた




ハンドルは余裕で届く




龍之介「えっ！俺が前？！やったやったー！」




「はー‥落ちんなよ〜」




龍之介はコクンと頷いた






私はバイクのエンジンをかけ発車した

カッコいい大人→←鍛錬

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す