カミサマ14 ページ17
貴方side
パパ上の随分と久しぶりの膝枕
柔らかくない
逆に硬いがそれが良いのだ
高さ、匂い、安心感
それに撫でてくれるから心地いいんだ
だいたい泣いた時にこうしてもらっていた
…まぁ、御察しの通り私は今泣いています
え？なんでって？
怖かったからに決まってんじゃん！！
あの時出てきた光り輝く刀
刀派もわからないし、それに何故私が取り出せたのかもわからない
…まぁ、大きさも太刀か打刀かもわからなかったし
目の前に座るママ上が
ママ上「貴方の気になっていること、分かりますよ」
「え”っ ママ上私の心読めるの」
ママ上「…何馬鹿なこと言っているのです 私は貴方とは違って人間だから出来ることは限られてますよ」
ママ上はやれやれと言わんばかりのジェスチャーをした
「でも私の能力を減らしたじゃないですか…」
ママ上「それは貴女が【半神】だからよ 呪具が効くのです」
え、なんか物騒なもの聞こえなかった？
ちょ、ちょ、ちょっと…
「パパ上、私 呪具が効くらしいです」
三日月「一応神の一種だからな」
「そんなこと承知しておりますが…呪具って物騒すぎませんか？」
起き上がってパパ上の耳元で聞く
三日月「あぁ、ぞっとするな…」
するとママ上が大きく咳をして
ママ上「…話を戻します Aが取り出したあの刀、まぁ【神具】と名付けましょう それは貴女が本気で何かを願った時のみ取り出すことができます」
本気で…何かを…
「私、は… 何を…」
何を願った？
パパ上「それは友人を守りたいと願ったからではないか？」
「守りたい？ そんな…私がそんなこと思う筈…ないですよ」
ママ上「でも、何も願ってもいなかったら取り出せません 貴女、Aは進歩したのですよ」
そう言って白くて細いママ上の手が私の頭を撫でた
「へへっ」
ママ上「よく頑張りました 私達の自慢の娘」
「！！」
嬉しいじゃないか…
「ま、まぁ！ 私だってカミサマですから！ 当然です！」
こんなにも心が気持ちいいのはきっと自分が、少し、ちょっとだけ一歩前に踏み出せたからだ
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煎餅布団(プロフ) - 鶴さん» ありがとうございますぅぅ...泣泣 頑張らせていただきます、、、！ (2019年5月24日 13時) (
レス) id: 2de6b0e185 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年5月20日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
煎餅布団(プロフ) - フユキさん» ？「特別ボーナス？昇進？結構ですよ どうせ…」？「褒めてやる」？「！！そ、そこまで言われちゃあしょうがないなぁ！」 加州「（なんか似てる気がする）」時雨「軽めのクロスオーバー…」 (2018年3月21日 19時) (レス) id: 2de6b0e185 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - なんか時雨さんと加州のやりとりを見て、文スト思い出しました(笑) (2018年3月21日 19時) (レス) id: 700d4b33cd (このIDを非表示/違反報告)
煎餅布団(プロフ) - フユキさん» ありがとうございます！！ 本日、更新しますので！ (2018年3月4日 16時) (レス) id: 2de6b0e185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煎餅布団 | 作成日時：2017年12月13日 20時
