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八十六コ目 ページ30

貴方side



私は屯所には戻らずその辺をウロウロとしていた



すると後頭部に鈍い痛みを感じた



そして私はそのまま前から倒れてしまった



倒れる私を気に留める人なんていなかった









目を覚ますと私は冷たい甲板に寝ていた




腕と足は縄で縛られている




「此処は‥」




辺りを見ると何もなく漣ばかり聞こえた




空には綺麗な満月が浮かんでいた




すると背後から何者かが寄ってきた




?「今夜は綺麗な月が浮かんでるなァ」



顔を見上げると其処には指名手配書でよくみた高杉晋助だった




「高杉晋‥助‥」



私が睨みを利かすとガッと高杉晋助に鳩尾を蹴られてしまった



「ぐっ‥」



痛い‥痛い‥




高杉「捕まっている身分の癖に生意気だなァ」





そういうとあの冷徹の目で私を見下してきた





もう今日は嫌なことだらけだ‥



自然と涙が溢れ出る




高杉「泣いてんのか 唆るなァ」




さいってーと言おうとしたがまた蹴られるのでやめた




?「俺の妹に手を出さないでくれるかな」




この声は




「にぃ‥さま‥」




高杉「俺は此奴を捕まえた時、此奴は俺の所有物にすると言っただろ」





兄様「くっ」




兄様は高杉晋助を睨み、そのまま私に向かって走ってきた




兄様の手には小刀が握られている




?「そうはさせないっス!」




すると向こう側から金髪の女の子が拳銃を兄様に向け撃った





然し兄様はそれを全て避け高杉晋助に向けて小刀を振りかざしたが




急に兄様は左胸を抑え倒れこんでしまった




兄様「ぐっ‥はぁはぁ‥」




「兄様っ!」




高杉「てめぇら兄弟は生意気すぎだ おい、此奴を運んでおけ」




従者「はい」




そう言って兄様は運ばれて行ったが急に振り向き私に小刀を投げた




地面に落ちたのを必死に広い腕の縄を切り足の縄をも切った




何故か高杉晋助は何もしてこなかった




私はフラフラする体に鞭を打ち船内に走って行った




途中、廊下で兄様と従者を見つけた




そのまま私は従者に向かって飛び蹴りをしてそのまま馬乗りになり殴った




兄様「おい‥」




「はぁはぁ‥兄様‥」




兄様「お前の刀はあの用具入れの中にある 早く行け」




「はい‥」




私は用具入れの中に入り月光斬りを見つけ両腕で抱えた




ひんやりとした刀身が私を落ち着かせる




私は入り口で待ってるであろう兄様の元に向かった

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煎餅布団(プロフ) - 夜ノ宴さん» ははは‥ 狂ってるので、褒め言葉ですwww このままぶっ飛ばし続けると死オチになっちゃいそうで怖いですwww (2017年7月17日 18時) (レス) id: 2de6b0e185 (このIDを非表示/違反報告)
夜ノ宴(プロフ) - ははは…夢主やば (2017年7月17日 16時) (レス) id: ddb911f0ef (このIDを非表示/違反報告)
メロンコッペパン - イエーーーイ! (2017年6月11日 14時) (レス) id: afe9bf0eda (このIDを非表示/違反報告)
煎餅布団(プロフ) - メロンコッペパンさん» 上手いですw (2017年6月2日 21時) (レス) id: 2de6b0e185 (このIDを非表示/違反報告)
メロンコッペパン - あくまで、黒執事ファンですから (2017年6月2日 19時) (レス) id: afe9bf0eda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:煎餅布団 | 作成日時:2017年3月23日 13時

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