僕は君のPeterPan3

危険なミッション（まさかのびくすが誰も登場しないという←） ページ25

ドンヒョン視点

「おい……本当に間違いないか？」
SD「間違いないね」
BR「俺達の記憶に間違いはない！」
サンドゥルとバロは自信満々だ
傍から見ればかなり異様な光景だ。今をときめくアイドルB1A4がよくわからん男(俺)と探偵の真似事をしている
彼らの所属事務所………ノーブルの地下駐車場で

アイドルである彼らを事務所に帰そうとジョンミン達を呼んだのだが、到着前にサンドゥルが写真の中に手がかりを見付けたのだ
SD「写真の車の窓から見える柱に赤い傷跡があった。デビュー当時マネヒョンがつけたんだよ」
BR「仕事帰りにヒョンが道間違えていつもと違うとこから駐車場に入ってさ、それで動揺したのか擦っちゃって」
「それじゃその傷を全員で探せ。二手に分けるぞ。俺とバドゥル、シヌとジニョンとゴンチャンの三人。見付けたらまず外のジョンミンにコールしろ。いいな？」
SD,BR(まとめられた……)
地の利がないことと、アンバーが女性だという理由で三人には外で待機してもらい、サポートと情報収集を引き続き頼んでいる
JN「体を低くして見つからないように。ミラーにも気を付けて」
GC「待って下さい、今ラインが入りました。会長宛に催促の電話がひっきりなしにかかってきてます。犯人は何か焦ってますね」
CN「動きを読まれた？」
「いや……ホンビンが危ないって事だ」
ナイフについた血を見れば相当な出血である事がわかる。人質が人質でなくなれば当然相手は困る。万が一捕まった時の罪も違うし、取引が成功しなくなる
「急げ、絶対に失敗するなよ。それから勝手に動くな、車にも指示を出すまで近づくなよ」
まだ若い彼らにこんな事を頼むのもどうかしているが、彼らは特に緊張はしていない。芸能人となると肝も据わってくるのだろうか

BR「エレベーターの近くに停めようとしてぐるぐるしてたんだ。だから場所も曖昧で……」
「車は結構停まってる。柱の横に停まってる車に注意しろ」
15分ほど探していると、ジニョンからラインが入った。見付けたらしい
JN「ほらあれ……よく見ると同じ傷がある」
GC「あの黒いセダンですね。どうします？警察なんて呼んだら感付かれて逃げられます」
逃げられるどころか、下手したらホンビンが殺される
「………ゴンチャンはジョンミンに連絡してくれ。バドゥルは車の後ろから回り込め、ホンビンは後部座席にいるはずだ。ジニョンとシヌは運転席に近付いて意表をつけ……………俺が運転席から犯人を引きずり出す」

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