DOLL

JS ページ39

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約束はちゃんと覚えてたみたいで、練習室に行けばもう既に準備していたA

遅すぎ。って怒られた。
まだ予定時刻の10分前だけど、？？




「ねえ聞いてーっ。わたし遂に、ウィンウィンオッパに勝ったの」


JS「すごいじゃん」


「……なんの話かわかってるの？」


JS「わかんないけど、しょうもなさそうだったから、」


「ひどい。わたしの一大事だっていうのに！！」


JS「ごめんごめん、ちゃんと聞くから」




話を聞けば、マクヒョンとヘチャニヒョンを取り戻したって。

いや、べつに前から “A専用オッパ” ってくらいだったじゃん？
てかドリームみんなそうだし、多分イリチルのヒョンとか威神のヒョンたちも。




JS「ウィンウィニヒョンと勝負してたんだ、知らなかった」


「心の中でね。バチバチだった。」




AらしいといえばAらしいんだけどさ。




「ちぃ、もうウィンウィンオッパと仲良くなれた？オサズだよね？」


JS「あ〜、どうだろ。あんまり変わらないかも。」


「え〜」


JS「Aはテヨンイヒョンとすっごく仲良くなったよね」


「、たしかに！ご飯も奢ってもらったくらいだもんね！」


JS「それは知らなかったんだけど？」


「昨日奢ってくれたの。わたしとヘチャンオッパに」


JS「へぇ。」


「あ、もしかしてちぃも来たかった？！」


JS「いや、そういうんじゃないけどさ。
……Aも、好きなのは僕らだけじゃなきゃだめなんじゃないの？」


「え？」


JS「相思相愛ってそういうことだと思うけど」


「わたしドリムのみんなだけだよ！」


JS「最近徐々に輪を広げてるじゃん」


「それは…勝手に、？」


JS「だとしても。寂しいもんは寂しいよ」


「ちぃ……そんなにわたしのことが好きだったんだね。うれしい」


JS「前にも言ったでしょ？僕はAへの好きが毎日大きくなってるって」


「へへ。そうだったかも！」




だからAも、僕らから離れていかないで。

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