【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

猗窩座 ページ4

さっきまで私がいた場所に深く穴が空いている

気づくのがあと一瞬遅かったら、と考えれば震えが止まらない

猗窩座「死に損ないめ」

猗窩座の腕が振るわれる

血気術を使うまでもないと思われているんだろうな

そりゃそうか

猗窩座「揃いも揃って弱者ばかり、虫唾が走る」

ギリッと睨まれる

そうか、猗窩座は弱いやつが嫌いだったっけな

流石に角海老くんを背負ったまま戦うのはしんどい

ひとまず日陰に降ろした

待っててね角海老くん



『猗窩座…お前はここで私が倒す』

猗窩座「反吐が出る」

実に不愉快そうに眉をひそめ

猗窩座「図に乗るな」

猗窩座の血気術が展開された

猗窩座「破壊殺・空式」

離れた位置にいる猗窩座から無数の拳圧が放たれる

これを受け止めればきっと薙刀は、折れる

直感的に感じ全力で距離をとった


猗窩座の血気術は恐ろしい破壊力を誇る

当たったら一発でアウトだ

猗窩座「死に損ねたな」

やっぱりはやい

一瞬で距離を詰められた

『っう…！』

猗窩座の拳が腕を掠める

何だこの威力

隊服は破け腕が折れた

落ち着け、落ち着け

呼吸をしろ

シィィィィィ

息を深く吸い込み身体中に行き渡らせる

『憩の呼吸 弐ノ型・踏青』

自分の風圧を頬に感じる

あれからレベルアップをしたからかなり早くなっているはず、なのに

猗窩座は私の攻撃をすんでの所で交わした

『っ！』

どうしよう

こんなの、







勝てない

陸ノ型は苦手なんですが→←蛸の鬼

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