川村カップル 2【川村壱馬】

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「なぁ、いい？」


『えっ、』









お風呂から戻って来た壱馬をベッドに寝そべって待ってたら突然組み敷かれて…


すーっと首筋に滑り込んで来た壱馬の手…





少し潤んだ目…

吸い込まれそうになって何も言葉が出て来ない









『んっ…っ』









そのまま壱馬から目を離せずにいたら塞がれた唇









零れる壱馬の微かな吐息に頭が痺れそうになる


少し動かせば繋がれる手









息を吸う暇も与えてくれないキスに

だんだん苦しくなって壱馬の胸を押そうとしても

ビクともしなくて…








死んじゃうって思ったら

私の顎に親指が添えられて開けられる









『っ…、』



「息しないと死ぬぞ…」









ふっと笑って壱馬の舌が私の舌を捕まえる



もう頭と腰がビリビリして…


何も考えられなくなる









・









・









・









「…入れてい？」


『…う、ん、』









・









「っ…、」


『はぁっ…っ』









壱馬の少し歪ませた顔…


吐息…

声…





全て私だけの…

他の人には見せたくない


私だけの特権…だよね？









・









・









壱馬の頬を包むと…









「ふっ…なんだよ、どした？」









滅多に最中にこんな事しないから不思議に思ったよね



動きがゆっくりになり頭をくしゃっと撫でられた









『…すき』



「…おまっ、狙ってんだろ？」



『え、？ っん!!…っはぁ』



「あぁ、もっやばい…、」









・









・









『はぁっ、はぁっ…、』



「いっぱいイっちゃったな、笑」



『…うるさい』



「なに？もう1回？」



『も、寝る！』









やっぱり意地悪だ！









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