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祐基side
1時間目の授業が終わると、海が晃一に駆け寄った。
海「晃一っ！どういう事か説明しろよ！」
晃「どういう事って何が？」
晃一は椅子に座ったまま、不思議そうに首をかしげた。
晃「僕が何かしたっけ？」
海「俺と稜雅と祐基の机に誰かが落書きしてるんだよ！」
晃「僕はそんなことしてないで」
海「じゃあ、何でお前の机だけは落書きされてねえの？それに、クラスのみんなもお前だけをちやほやしている。昨日までは、俺達もお前と同じ立場だったのに！」
海は平手で晃一の机を叩いた。
海「こんなの絶対におかしいよ！」
？「晃一〜！！！」
その時、ドアが開いて、太陽が教室に入ってきた。
太「来週の遊園地の事やけどなー」
海「あ、太陽」
海は唇をとがらせ、太陽に駆け寄った。
海「聞いてよ。クラスの奴が変なんだよ。俺たちの机に落書き………」
太「は？何なん？気安く話しかけてくんじゃないで」
海「え…………………？」
ロウソクのように海の顔が白くなった。
海の後ろに居た稜雅も、目を見開いて太陽を見つめている。
祐(太陽まで…………)
祐基は、全身を小さな虫がはい回っているような気がした。
祐(僕達の人気を、晃一が一晩で吸い取ったみたいだ………)
太陽が晃一と祐基達を交互に見た。
太「もしかして、こいつら、晃一の友達？」
晃「友達でも何でもないで？こんなの」
海「お前っ！！！」
歯をぎりぎりと鳴らして、海は晃一を殴ろうとした。
その手を太陽がつかむ。
太「おい！誰を殴ろうとしてるん？」
海「ぐっ………………」
ぎりぎりと歯を鳴らしている海を見て、晃一が微笑した。
晃「何を怒っているん？」
稜「怒るのは当たり前だよ。俺たちは何もしてないのに、机に落書きされたんだから。」
稜雅が眉を吊り上げて、晃一を睨みつけた。
祐「こんなの酷すぎるでしょ」
晃「酷すぎる…………か。 でも、人間は他人をランク付けしたがる生き物やろ。それなら、最低ランクになったお前らが、そんな目にあうのは当たり前やし。」
祐「最低ランクって………………」
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risa(プロフ) - 優花さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月17日 13時) (
レス) id: c52a3971f8 (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 更新楽しみにしてます！ (2018年3月14日 19時) (レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)
rias(プロフ) - 円藤 マメさん» そうですか！では、参考にした小説の名前を書きます。本当にすみませんでした…。ご報告ありがとうございます！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c52a3971f8 (このIDを非表示/違反報告)
円藤 マメ(プロフ) - 話のタイトル、ましてや内容までほぼ同じにするならその"参考にした(基にした)"小説の名前も出すべきではないでしょうか…… (2018年3月7日 21時) (レス) id: 3241387696 (このIDを非表示/違反報告)
s - 祐基と佑亮の回想シーンが泣けました。 (2018年3月6日 19時) (レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱちゅ | 作成日時：2018年3月5日 18時
