私、失敗しないので

Dr. 47 ページ48

珠「愈史郎･･･辛くはないですよ、普通の鬼よりかなり楽かと思います。私は私の体す随分いじって居ますから。鬼舞辻の呪いも外しています」



貴『鬼舞辻ってあの髪うねうねワカメタコ？』



珠「うね･･･会ったことがあるのですか？」


珠代さんは今まで以上にびっくりした顔をしていた、

鬼舞辻無惨に会って傷一つ付かず帰って来れたのは炭治郎以外に私以外居ないのかな



貴『炭治郎追っかけてたら路地裏？みたいなとこから出てくるワカメタコ見つけてさ、

それが出てきたところ見たら3人ほどやられてて』




炭「なっ！！！その人たちは！！」



すごい形相で肩を掴んでくる炭治郎をなだめて話を続けた




貴『1人はもうダメだった、ぐちゃぐちゃでもう人の原型を留めてなかったから。

もう2人はなんとか手術して一命は取り留めた。ただまだどうなるか分からないから珠世さん、後で見に行ってくれるかな。』



点滴もいちばん多いやつを付けたけどもうあと2時間3時間程度だ、傷口も化膿していないか気になるし



珠「えぇ、分かりました。助けてくれてありがとうございます」



貴『私医者なんでね、･･･あ、そう言えばあのワカメにも手伝ってもらったんだよ手術』








「「「は？？」」」





きっとこれを聞いた全世界の人が同じ事を言うだろう。「何してんねん鬼舞辻はん。」

しかし手伝ってもらったというのも事実、Aは第1助手としてはいいパートナーになりそうとか思っていた




珠「鬼舞辻が自分で殺そうとした方を助たと？」



ただ混乱するだけで頭に浮かぶ人を笑顔で助ける鬼舞辻無惨の妄想

吐き気がしてきた←「理不尽だ」



貴『あー、なんか手伝えって言ったらやってくれたよ。終始落ち込んでたけど。結構いい腕だったなぁ〜』




「「「なんで手伝ったのか納得」」」




こいつ脅したな。無意識という名の刃物で鬼舞辻無惨を言葉の暴力で攻撃したんだ


自分達なら相手から予想されるような罵倒を言うから無駄だけど、こいつ無意識だから、あっちも予想しないような言葉がポンポン出てきてきっと死ぬほど傷ついたな



炭「なんか、哀れに思えてきた･･･」



愈「それには共感だ。この女、怪力の悪魔だったのか･･･」



珠「この子･･･無意識というのは怖いですね･･･」



貴『麻酔って知ってる？麻酔って投与し続けると炭「だぁ！！た、珠世さん！話し続けましょう」おいこら』



遮りやがってこの頭お堅いたんじろ！！





愈「･･･デーモンだ」



貴『それ聞いたことあるわ･･･』

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