【鬼滅の刃】想いを言葉に、和歌に乗せて

6種類の結果パターン

今日はこの人の想いを伝える - 2024年5月10日

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煉獄杏寿郎

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「ふふっ、それでね あのお方ったら 緑茶を倒してしまったのよ ほんとおっちょこちょいだわ」


「………そうか、」





頬を桜色に染めて 可愛らしく微笑むその姿をみて
惚れない男は居ないだろう。


女が恋をすると綺麗になると言うのは本当なのだな。









俺には 幼馴染がいた

1つ年下の、町でも評判の美人だった







俺は ずっとYOUが好きだった

けれど 特定の恋人を作らなかったYOUに思いを告げる勇気はなく、むしろ この幼馴染という立ち位置が唯一無二のものに感じて手放したくないとさえ思っていた。



だが、それが今じゃこのザマだ。







YOUはそんな俺を嘲るかのように 男を作ったのだ。




すぐ別れるかと思った。けれど、別れなかった。





その二人の愛の深さを 彼女の薬指に光る指輪が物語っている






彼女は何も悪くないのに


彼女を幸せにする男が俺でないことに苛立つ





幸せそうなYOUを心から祝福してやれない己に嫌気がさす。






辛くて、辛くて、辛くて



何度もお前に湧く恋心を鎮めようとしたのに









「……つらければ かくてやみなむと思へども 物忘れせぬ恋にもあるかな



とは正にこれぞ」




「何か言いました？」



「いや、何でも」









「(あぁ、反吐が出る)」









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つらければ かくてやみなむと思へども 物忘れせぬ恋にもあるかな

【作者】花山院

【意味】つらいので、こうしてやめようとは思うけれども、物忘れをしない恋であるなあ









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