私、失敗しないので

Dr. 37 ページ38

錆兎は私の事が好きらしい。
あんま実感わかんよ。めっちゃ罵られてたからね


家に帰ると鷹が大荷物を持って飛んできた


鷹「主人、これはメガネをかけた者からの届けものだ。隊服だそうだ」




やっと届いたよ隊服、なんで私だけこんなに遅かったの？？？


炭治郎は横で届いたのか！と見てくる。可愛い

風呂敷を開けると炭治郎と同じような隊服が･･･



貴『･･･ん？？？これチャイナ服･･･』


みたいな服、ウエストあたりはベルトがあるからチャイナ服と言えない？かな？



炭「な、なんだその隊服ｯ！なぜそこが切れているんだ！？なぜ胸元に穴が空いているんだ！」


返してきなさいっと炭治郎はおっかない顔して言うがもう時すでに遅し
風呂敷の中には隊服の他に紙が1枚あった


「似合ってると思うんで、返品不可」




炭「･･･燃やしていいか。」



貴『だめだめだめ！私に何を着ろと！』



俺のを着ればいいと言ってきた炭治郎すごく男前でかっこよい。惚れてまうやろ



結局、せっかく作ってもらった隊服なので着ることにした

私バストC〜Dの間だからなぁ･･･チャイナ似合うかな。あ、言っちゃった。



貴『似合う〜？』




炭「似合っているけど足が！！寒くないか？似合っているけど！」




鱗「これ作った者をつれてきなさい。」



貴『いや鱗滝さん何する気なの包丁なんて持って！しかもそれ刃こぼれめっちゃしてるし 』


サイコパスか！！！

確かに足はスースーするけど、私自分でも認めるほどの美脚だからいいと思う



鷹「主人、準備が出来たら出発だ」



アキラさんが迎えに来てくれた。ほんとに紳士な鷹だなぁ



炭「そうか、一緒じゃないんだな･･･」



うっ、その捨てられた子犬のような顔をしないでくれよすごく罪悪感湧くから！



炭「無事でいてくれ･･･絶対に死ぬな」



貴『大丈夫だよ、私簡単には死なないので』



ｶﾘｶﾘ

禰「ﾑー」


隣の部屋で布団にくるまっていた禰豆子が顔を出してこちらを見ていた

その顔はさっきの炭治郎のように悲しい顔をしている


貴『あぁぁ禰豆子･･･絶対に禰豆子の所に戻ってくるから、待ってて？



お兄ちゃんのことよろしくね(ｺｿ』



禰「！！！･･･ﾑｩ！！」



はいかわいい。めっちゃこの可愛い子達離したくないけど行かなきゃ･･･

支度をして外に出た


貴『鱗滝さん、ありがとうございました』


鱗「あぁ、･･･Aこれを着なさい」



そう言って渡されたのは白い布だった広げてみるとただの布ではなく


白衣だった

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