私、失敗しないので

Dr. 18 ページ19

鱗「木と花の声･･･？









頭をやられたか。」←



貴『よし表出ろその顔晒してギタギタにしてやる』




せっかく勇気出して言ったのに･･･若干傷つくから･･･

体の疲れと精神的攻撃にいつもならすぐ立ち直るダイヤモンド以上のメンタルが今だけ豆腐メンタルになってしまった

すごく落ち込んだことに気がついた鱗滝さんは言いすぎたと思ったと同時にあることに気がついた


鱗「お前、炭治郎のように傷が無いな。

毎回最初の下山は怪我をしてくる者が大半なのだが･･･さっきの話が本当ならば･･･」



最後の方はブツブツ聞こえなかったけど･･･え、なんか聞こえたらやばい？死期がちかいとか？嫌だ死にたくない。


考え事をしていた鱗滝さんだったが天狗の面顔をAにむけたことに少しビクッとした




鱗「お前は万物の声が聞こえる子なのかもしれない」



貴『万物の･･･声？？』


聞き覚えのないそれに厨二病みたいだと思いながらも何なのかを聞いた



鱗「そうだ、万物･･･この世に存在する植物や生物、物や自然などの声や思いがわかる。俺は会ったことは無いが昔居たらしい。その能力を持ったものはその万物に愛されると言われている」



貴『はぁ･･･私がそれを持っていると？』




鱗「恐らくな、」




万物の声･･･木の声が聞こえたのはほんとだし･･･


でもなぁァァ



貴『すんごい厨二臭くてめんどくさい能力持ったわ･･･

そうだ、私別に鬼殺したい訳じゃないんだよね、私は医者になって1人でも多く助けたいの。』




鱗「医者･･･もし、その医術や能力を活かせれば妹を人間に戻す方法も見つかるかもしれん」









いや。それはずるいよ･･･そんなこと言われたらさぁ！



貴『このやろ･･･断れなくなったじゃん、！！炭治郎やること忘れてた！見守るのが私の仕事だったよ！』


炭治郎や禰豆子を死なせてしまったら葵枝さんや炭十郎さんに顔向けできない




貴『ｳｫｫｫｫやったらァァァァァ』



鱗「その前に寝ろ」



貴『あ、はい。』









そしてきつい修行が始まった･･･

私は後悔したよ･･･普通に断っときゃ良かった！



《大丈夫？？》



貴『ごめん大丈夫じゃない死ぬ！岩さん助けて！？』


崖を命綱なしで登らされたり



《ほんとに大丈夫？》



貴『これが大丈夫に見えるぅぅゥ!?ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ』

炭「ふんぬぬぬ！わぁっ！」


炭治郎と、滝に落とされたり



《死んでない？》


貴『わぁついに生存確認になったー！』


火炙りにされかけたり

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