私、失敗しないので

Dr. 14 ページ15

何なんこの天狗顔、この御堂の神じゃないん


え、なら殴る。シバキ回したいんやけど。驚かせたことによる謝罪は！？



私結構苦手なのよ後ろからわ！とか！



「うぁッ･･･」




貴『あ、気づいた？まだ痛いだろうから安静にしてなよ。』



さっき泣いて助けてくれと言った男は見開いた目でこちらを見ていた



「君みたいな女の子が俺を助けてくれたのか･･･生きてる･･･っ」



また泣き出したよ忙しいやつだな




貴『言ったでしょ、私失敗しないから』



縫う人によって痛みは変わってくる、簡単な理由だ。雑だと痛いし綺麗だと痛みは少ない


私は自分でも自信がもてるくらい縫うのは上手い、この人もあまり痛くは無いだろう



「ありがとうｯございますｯ！！」



貴『抜糸と化膿防ぎのためにまた来ます』



家も名前も知らんけど。

まだ絶対安静の状態なので寝てもらった



「もう喋っていいか･･･」



あ。お面野郎のこと忘れてたよ




貴『おじさんはどうしたの？てか炭治郎！！！！禰豆子！！』



「あの子供は今外にいる、お前はアイツらの連れか」



貴『まぁそんなとこかな、･･･あ、助けられなかった人達･･･埋めなきゃ･･･』



ごめんなさい、助けられなくて、また来世ではいい人生を送ってください


埋めるときあの天狗の面のやつも手伝ってくれた

良い奴やん。感動したよ



炭「(殺された人たちを埋葬してくれている)


あの、」



鱗「ワシは鱗滝左近次だ、冨岡義勇の紹介はお前達で間違いないな」




ん？？達？？炭治郎だけじゃないの？私も？

私将来医者になるのですが。


炭「あっはい！竈門炭治郎と言います！妹は禰豆子で、」



貴『大門A、現在医者になること希望。だからごめんなさいお嫁には行けません。』←





「「はぁ？」」




え、2人してひどい。そうじゃないの？？

だって



貴『紹介でってことは･･･お見合いじゃないの？だと思ったから私医者一筋なので･･･お断りしようかと･･･』



･････････




鱗「お見合いでは無い。安心しろワシはお前を女とは思ってない」



貴『ちょっとそれはそれで酷いかな。』



女じゃないということは男？男に見えてんの？私。そうかこの髪か。大門未知子先生風に切ったこの髪がいけないのか



あれ。でも私胸あるし。女性用の着物きてるし、外見女だよ。


え、なにオカマ？オカマに見えてんの？



女子とは。


ﾊﾟｼﾝｯ



貴『え、炭治郎叩かれた？何があった！？』


やっべ全然聞いてなかった。

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