私、失敗しないので

Dr. 119 ページ21

あの奥から大きい音が聞こえた、

手術してる時はあまりほかの音が気にならないからきこえなかったけど、


こんなには暴れ回ってたの･･･




数時間前まで夜の街として賑わいを見せていたその場所が、

建物は半壊、ところどころ血の着いた壁や地面



貴『ここは地獄か』



いつ襲われてきても対応できるよう抜刀しているがちゃんと反応できて防げるか分からない、

上弦の参の時はほとんど私戦いに参加していない、
だからどこまで上弦の鬼に私の技が通用するか分からない




貴『いや、助ける、行け！私！』




音の聞こえた方へ走って行くと帯のお姉たんの他にもう一体、鬼が居た


増えた！？でもあの鬼の方が強い･･･気がするぅぅ！！



貴『炭治郎、あのきれいなお姉さんどこよ！？』


炭「Aッ！？ちょっ、危なっ」



めっちゃダルマと炭治郎と変な人(鬼)が戦闘してるところに普通に突っ込んで行ったから驚かれた

私行くまでは時間かかるけど動いたら止まらない太刀でね



貴『治療は城之内先生に託したから手助けに来た！』



宇「お前生きてたか」

貴『おい勝手に殺すなや』



＊ぺちゃくちゃ呑気に喋ってるように見えてありえない速度で戦っています


2人が戦っていたこの鬼は、なんか歪な体つきをしている･･･なんかかっけぇ←


「また増えたなぁ･･･お前の顔もいいなぁ、憎たらしいなぁ」


貴『褒められたの？ありがとう。最後の言葉は受け付けません。

てかちょっと事情聴取しようか、君名前は？』



「は？？？」


貴『いや名前･･･あぁ！ごめんごめん私の名前は大門Aちゃんだよ、はいどうぞ』



妓「妓夫太郎･･･おいこいつどうなってんだ」



＊安心してください戦闘中です


今までに見た事のないタイプのAに敵であるダルマと炭治郎に助けを求めた

2人は同情するかのような目をして、すまんと色々と深いお詫びをした


私が何をしたって言うんだコンチキショー




貴『妓夫太郎くんだね、よろしく

とろころで妓夫太郎くん、タイプの女性は？』



宇「おいお前派手に何聞いてんだ」



貴『距離を縮めるために好きな女性のタイプを聞こうかなと。』



宇「その意味は」


貴『心をｶﾞｯと掴もうかと』



「「「阿呆だな。」」」



ちょっと私のタイプが居たからナンパしただけでしょ！？悪い！？相手が鬼だっただけじゃない！

恋はいつでもハリケーンなの！！

ちょっと意味違うかもしれないけど！



貴『という事で今度お食事しましょう』



妓「周りが血まみれになるぜ、」

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