私、失敗しないので

Dr. 71 ページ22

胡「すみません、隠が今行った2人しか手が空いていないんです･･･もう少し待って下さい」



貴『えぇぇ、わかったよ



んじゃちょっとそこのお館様って人、その目･･･診察させて』



不「オイ、お館様に近づくんじゃねェ」



めっちゃ殺気送られてくるやん･･･何なのこいつら


貴『はぁ、もうどいて！！！離して！！！痛いから！』


暴れに暴れて鳩尾に一撃を食らわせてしまったせいで不死川転んだよ･･･





貴『どんまい。お館様さん、目･･･見せて？』



館「これはね、呪いだから治すことは出来ないんだよ」

呪いだから

呪い＿＿＿




貴『何言ってんの大丈夫？うぉっつ！！』



なにこれ石！？


時「お館様に無礼･･･馬鹿？？」


このガキｬ･･･うぜぇぇぇ･･･
人に向けて石投げちゃダメでしょ！




貴『今の医者が無理だって言った病気も私なら直せる、

私腕はいいので』



館「じゃぁ診察を頼もうかな、すまないね･･･もう少し待っていてくれるかい」



やっぱり優しい人だなぁこの人、大人だよ
待てをくらった柱たちは本当に動かなくなった

やっぱり犬


バックの中から聴診器など取りだし診察を進める


貴『これ生まれつきじゃ無いよね？･･･恐らくは奥にまでは浸潤は見られない、ていうことは皮膚か血液の病気･･･これこのまま広がり続けると死ぬね

目は･･･白内障では無い？1度白内障の検査今度するからね、この皮膚治ったら見えるかな。とりあえず目にいい食べ物教えるからちゃんと食べて

それから皮膚の事だけど･･･それ"治るよ"』




私が治ると断言した瞬間、待てをしていた柱が一斉にこちらを向いて本当かの眼差しを向けてきた



貴『今日から私が貴方の主治医です。私が治してあげる


私失敗しないので』



確かに難しいものだけど、これはもう薬で治すしかないし


バックから出した点滴用スタンド〜！



貴『はい一瞬で終わるから腕出す』



宇「何する気だ」



なんで針出したらみんな警戒し始めんのどんだけ疑われんの


胡「点滴ですね」



貴『その通り、他の薬出来るまでこの点滴するよ、中の液はペニシリンと皮膚と血液に効く薬草を液状にしたの

はいとっとと腕出す〜』



心臓に近い辺でゴムを巻いて血管決めたらアルコールで拭く

留置針をさして逆流が見えたらゴムを外して点滴のと合体、外筒だけ残して内筒の針を抜く


アルコール染み込ませたガーゼをさしてる部分を支えるように入れて固定･･･以下略！


貴『はいこれ邪魔だろうけど点滴終わるまで待っててね』

Dr. 72→←Dr. 70

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す