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L�� ページ16
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パタン…と扉が閉じると静かな空間に包まれる。
野「で…。」
野「何か知ってるの？？Aさん。」
突然体の向きを変えて私を見つめる。
『えっ…』
真「どういう事だ？釘崎。」
野「さっき、パンダ先輩が狗巻先輩どこだって話してた時、すごい動揺してたよね。」
じっと野薔薇ちゃんが見つめてくる。
別にやましいことがあった訳じゃない。
だから、言わないといけない。
それでも、口を開くと涙がこぼれそう。
きっと真希と野薔薇ちゃんを困らせちゃう。
真「私たちじゃ信用できねーか？？」
優しく眉を下げる真希の顔が私をのぞき込む。
ちがう…。。。
『ちが、くて。わ、私…わたし…。』
開いた口が止まらない。
涙が溢れてきて止まらない。
『わ、私っ…棘くんに…嫌われちゃったぁあっ…っ、ひｯぐ…うあぁぁぁんっ。。。』
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作者名：こむぎ | 作成日時：2021年1月3日 13時
