No.6 驚キ吃驚違ウ世界 ページ8
「…A、街に行ってきて言いたいことが沢山あるんだけど、取り敢えず着替えて」
黒色パーカー、白いジーパンに着替えた金木が店で買ったであろうカバンとAの着替えが入った袋をもって戻って来た
『ちゃんとワイシャツと半パン？』
「Aがそれしか着ないの知ってるよ」
『流石ケン』
そしてAはシャツのボタンを外しだす
それを見て金木は勢い良く吹き出した
『汚い』
「な、なんでボクがいるのに脱ぐんだよ！」
『えーケンがこっち見てるから悪いんだよー、別に昔一緒にお風呂入ってたからいいじゃん』
「それはもう何年も前のこと！もう、僕後ろ向くから」
『全く、これだがら童て「はいはい早く着替えてー」
Aは着替えた後血を濡れたタオルで拭き取る
すると金木がAに肩下げカバンを渡した
中にはガスマスクが1つだけ入っていた
「A、マスク持ってないでしょ、だから買った」
『お金足りたの？』
「Aが無駄に多く盗んでるからね」
『まぁいいじゃないですかー、でもマスク、ウタさんの手作りがいいなー』
「今は我慢して」
そう言った後、金木は真剣な表情をしてAと向き直る
「じゃあ街のことについて言うね、まず1つは文字が日本語じゃなかった」
『日本語じゃない？』
「そう、何か記号みたいな感じだった。店の看板も、全部。けど人は日本語を普通に喋ってた」
『んー…？』
「2つ目は硬貨が違った。数字だけが書いてるんだ。3つ目は普通に銃やナイフを持ってる人が沢山いる。次のはAの言ってた通り、日本などは存在しない」
『…』
「最後は、喰種や鳩が1人もいなかった」
『！』
「街には人が沢山いたのに、おかしいよね」
Aと金木は黙り込む
文字が違う、皆当たり前のように武器をもっている、自分達の知っている国が実在しない、喰種も喰種捜査官もいない
いくら馬鹿なAでも、これがおかしいことくらいは分かる
『…ケン、もうこれって、』
「…凄くおかしな話だけど、ここが、僕達の知っている世界ではない…って事だよね」
No.7 オ腹ガ空イタハ地獄ノ始マリ→←No.5 分カラナイ事ダラケ
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ササク(プロフ) - HUNTER×HUNTERと東京喰種二つとも大好きな作品なんですが、まさかクロスオーバーが読めるとは思ってなかったんで今めっちゃテンション上がってます！あと、作者さんの書く文章と内容が素晴らしくて性癖にキますねw応援してます❕ (2023年2月15日 19時) (
レス) id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年5月9日 8時
