【JK】キミが忘れられないぐらい好き (ページ11)

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#011 ページ11

You side

「Aさん、移動お願いします」

「はい」

「速やかに、移動お願いしますー！」

スタッフさんの声が聞こえる。

通路狭いのに、それに混雑している。

ﾄﾞﾝｯ

「わぁっ！！」

押されて、誰かの背中にぶつかってしまった。

「すみません！」

JM「え、あぁ大丈夫です。」

ジミンさーん！ごめんなさい。。

目線をあげると、、、ジョングクがこっちを見ていて視線をあわせると逸らされてしまった。

私、、何かしたかな。嫌われちゃったとかないよね。

モヤモヤもありつつ、ステージへと向かっていくはずだったのに、

＿痛い。高いヒールのせいか、押されたとき捻ったみたいだ。

なんてことないって、、しばらくすれば痛みなんて忘れるだろう。

"みんなで一緒に！！”

あー、今BTSの皆さんか。

とってもかっこいい。この会場にいる人達を魅了されるぐらいのかっこよさをもってるんだ。

自分の番も、とっくに過ぎ他のグループのパフォーマンスを見ていた。

足を動かしただけなのに、痛いぞ。

今日に限って、ワンピースの丈が短く

足が良く見えている。そこから覗く足首は
青紫色に変化していた。

これは、どうやって退場して行ったらいいのか。

誰かを助けを呼んだ方がいいのか。対策を考えなければいけない。

「では、皆様移動お願いします。」

MCの声が聞こえる。

出演者の人達が移動し始める。
迷惑かけないように、最後の方に行こう。

「痛すぎる。なんでこんなに痛いの。」ﾎﾞｿｯ

足を引きずりながらも、歩くペースを落として歩いていく。

歩く度に、ｼﾞﾝｼﾞﾝする痛み。

冷汗とまらない。

やっと、ステージから降りると観客の人には多分見られないだろう。

「ねぇ、大丈夫？」

「グク、、大丈夫に決まってるよ、あはは」

何事もなかったように、歩こうとするが

足は悲鳴をあげた。

「痛い！」

JK「やっぱり、、腕貸すから。」

「1人で歩けるし」

「った！！」

JK「芸なんか見せなくていいから、掴んで。」

グクと腕を組むなんて。。何年ぶりなことか、、

ごめんなさい。グクペンの皆様。

＿誰かが、見てないことを望む。