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「…うみ?」

「うん」




お願い、サンタさん。

再び頭を傾げる。
既に男の子にサンタという仮の存在の私がバレてしまった。この時点で説教orクビ確定。
そしてプラス、男の子を今から海に連れていく行為。可能であるが、時間が押しているのと、何よりここに住む親族にその事がバレたら一大事である。小さい子供が部屋からいなくなった。下手したら警察沙汰。






しかし、叶えたい。

だってサンタさんだもん。

一夜限りの夢、

見せてあげたい。






「いーよ。おいで」





そう言って腕を広げれば、少年は人懐っこく私の胸に飛び込んできた。

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作者名:【¥】Dream | 作成日時:2021年12月24日 3時

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