半鬼の優しい少女［2］

捌拾陸 炭治郎side ページ39

炭治郎side

炭「煉獄さん！！」

杏「竈門少年たちではないか！」

煉獄は起きてまもないのにとても元気そうだ

し「煉獄さん、体調はどうですか？」

杏「少し体が鈍っているようだ！鍛錬をしなくては！」

善「すごい元気そうじゃん」

伊「ギョロギョロ目ん玉！！俺と勝負しろ！！」

炭「こら、伊之助！！」

杏「それにしても九死に一生を得たな！半鬼少女には感謝しなくては！」

煉獄は急所に風穴が空いてしまっていたが、美桜の技によって綺麗に塞がれたのだ

杏「彼女はどこにいるんだ？」

炭「美桜はまだ目を覚ましていないんです…」

杏「そうか…竈門少年たちに少し話したいことがある」

し「私たちは仕事がありますので何かあったら呼んでくださいね」

杏「ありがとう、胡蝶！」

しのぶとアオイは部屋を出ていき、炭治郎、煉獄、善逸、伊之助の四人となった

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杏「竈門少年、猪頭少年、黄色い少年。もっともっと成長しろ。俺は左目が潰れてしまったから柱を引退しようと思う」

炭「！！」

杏「そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。俺は信じる。もちろん、半鬼少女のことも。きっと彼女は目を覚ますだろう」

炭(そうだよな。後悔するんじゃなくて信じてあげないと)

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