こんにちは天国【鬼滅の刃】

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『…2142…2143,……に、214じゅ、よん！！！』


重たい真剣を上下に振り翳し続けて2144回
寒さと疲労で最早指先の感覚は無いに等しい

だぁぁぁぁぁぁぁぁあ
あかんでこれ腕もげてまうでせやかて○藤！！(使い方が雑い)


『……2145』



皆さま、お元気でいらっしゃいますでしょうか
色々あって脳内でかの有名な西の名探偵が勝手にシャウトしまくってますが私は元気です。






鱗滝さんに弟子入りをし、左腕が治りかけたぐらいから文字通り、地獄のような特訓が私を待ち受けておりました。

山を駆け上ったり(秒殺罠付き)
山を駆け下りたり(勿論罠付き)
大量の木材を背に担いだまままた山を駆け上ったり(言わずもがな罠付き)、
行きの倍木材を背に担いだまま山を駆け下りたり(もう何も言うまい…)

それが終われば真剣素振り2000回
鱗滝さんとの手合わせ(ここでまじで死 にかける)
手合わせ後に真剣片手に山をもう一走りと素振り2500回




…流石に鬼すぎて笑えてくるヨ
元々体力は皆無な上に
元ゆとり世代で更にぬくぬく育ってきた私からしたら、もうそれはそれは地獄のような日々を送っております。

何故これほどハードなのか
鱗滝さんに聞けば
「…お主は血の呼吸を使えるはずなのに、体力は蟻程にしか無い

最低でも“一般隊士”程に体力をつけなければ、
呼吸が使えたとしても鬼と相対した時には一瞬であの世行きだ」

『(ヒョエっ)』



と仰っておりました！
はい、私のためですね！
大好きです鱗滝さん！



そう思えば…凄いなぁ、炭治郎くん。
こんな鍛錬を1年も続けてきたのか。
これはもう長男力とかそう言うレベルの次元では無い気がするぞ…改めてとんでもない炭治郎だ



炭「…A〜！
今日の鍛錬終わったか？？」


『あと355回ー！！』


噂をすれば何とやら、
伸びた髪の毛をモフモフさせながら、今日もボロボロな炭治郎くんが私に向かって走ってくるのが見える。
せめて近くに来てから問いかけて欲しい。
大声を張りあげたせいで若干喉が痛い。


炭「それなら、俺も一緒に付き合おう！！

355回ならすぐ終わる！」



『お、おう…』

そう言うと私の隣に並んで自らも真剣を構えた

さては炭治郎、
体力ゴリラだな？？そうなんだろう？




…別に推しと一緒に素振りが出来るって、
喜んだりなんか…してないかんな…
テンション上がってないかんな…
はしもとかー…「今のおろし方は真っ直ぐでとても綺麗だった！！」


『すき(ありがとう)』

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