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鱗「炭治郎、少しAと2人にしてくれるか?」
そういうと鱗滝さんは炭治郎を鍛錬に行かせ、
私の布団の隣に胡座をかいた。
炭治郎は出て行く時しっかりアイコンタクト…というか私と目を合わせ、「さっきの答えを聞かせろよ」と圧をかけていた気がする…気がするだけ…うん。
鱗「………」
やばい、鱗滝さん何も言わない…
怒られる………フルボッコされる……
『…ご心配をお掛けしましたすみませんでした!!!!』
私は恐怖で鱗滝さんのお顔(お面)も見ることが出来ずにそのまま右腕だけで土下座を決めてみせた。
鱗「…………」
やばい。相当なお怒り。
お面から怒りのオーラが滲み出てるもん知ってるもん。
『…本当に、忠告も聞かず夜遅k…』
私の言葉が遮られ、その時感じたのは鱗滝さんの体温だった。
『っほっ??』
鱗「…ばかったれがっ…!!」
殴られる、怒鳴られると思って身構えていたが実際は全くの逆だった。
お面の下から水が垂れていたのを、私は見なかった事にした。
それから暫くして鱗滝さんが暖かい味噌汁と柔らかく炊いたご飯、付け合わせの梅干しを持ってきてくれた。
ご飯を食べた後、鱗滝さんと2人で囲炉裏を囲んだ。
そこには妙な緊張感が漂っていた。
鱗「…Aが鬼に襲われた時の話をしてくれ。」
口火を切ったのは鱗滝さんだった。
。。。
『……それで、気がついた時には左腕から大量出血、右手には見たことのない刀が握られてて…
…あれ、そう言えばあの刀、どこにやったっけ
と言うか、あれ私のじゃないし他所様の家から拝借してきた物なんじゃないの…やばくない…私
窃盗じゃん!!!!!』
鱗「取り敢えず落ち着け、
分かったか『え、私警察に捕まるの??嫌だ!!』落ち着かんか!!!!!」ぐーぱん
話しながら私は軽々と罪を犯してしまったんじゃないかと焦る気持ちの方が大きくなり話を脱線させてしまったところ、なんと鱗滝さんからぐーぱんが飛んできた。
…親父にも殴られたことないのに…!!
何故だろう、心なしか鱗滝さんが少し焦っているように見えた。
鱗「…お主にいくつか聞きたい事がある。
………血の呼吸…と言ったな?」
『そうそうそれ!』
鱗「誰かから聞いた覚えは無いのか?」
『教えてもらった事はない…はずです。』
鱗「…刀も見たことは?」
『ないですね、持ってきた事も記憶になくて…(やっぱりこれ捕まるやつじゃん)』
11 ちょっと話長いわ→←9 いきなりのシリアスとセンチメンタル1201付け足しました!
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かなみ(プロフ) - #egg/たまごさん» 書いてて自分でも恥ずかしくなるくらいとんでもねぇ長男です(笑)こちらこそ、お立ち寄りいただきコメントまでいただいてありがとうございました!!これからも頑張ります!!! (2020年3月9日 1時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
#egg/たまご(プロフ) - とんでもねぇ炭次郎ですね!(最上級の褒め)素敵な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2020年3月3日 9時) (レス) id: fef018cdc2 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - くりりんさん» めちゃくちゃ返信遅くなってすみません!コメントありがとうございました!!これからも頑張って更新かけていきますので、どうぞよろしくお願いします!!! (2020年3月1日 23時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
くりりん - コメント失礼します。これから主人公はどうなっていくのか楽しみです!ワクワク(*'▽'*)炭治郎が距離感近いのもドキドキします(//∇//)これからの展開も楽しみにしてます!!更新頑張って下さい!!! (2020年1月8日 8時) (レス) id: c6b331e09a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなみ | 作成日時:2019年11月22日 0時