~6話 竜と少年 ページ8
あの時の竜はこの人なんだ。
この人は、神様なんだ。
千尋「A! Aってば!」
だから、千尋を覚えているんだ。
ハク「おい!聞いているのか!?」
でも、どうして_?
どうして、私のことは覚えてないの_?
千尋「…ウッ…Aっ…!!」
私もその場にいたのに。
なんで、千尋だけ_?
___パンッ
「いっ…た…なに…?」
?「さっきから何度も呼んでいるではないか!
これを飲め。そなたはもうすぐ消えてなくなるぞ!」
千尋「Aっ!」
すごい形相で言われた
そして、丸いモノを渡される
「うわっ…!?」
受け取った時の手を見て目を疑った。
もう、消えかけてる
急いで渡されたものを飲む。
するとだんだん、ちゃんと見えるようになってきた。
「もど、った…」
千尋「よかったぁ…っ! 」
ハク「この世界では、この世界のものを食べないと、そなた達は消えてしまう。」
てことは、この人は助けてくれたんだ…
2回も命を救ってくれた…
ハク「ここにいても危険なだけだからな。
行こう。私についてきて。」
そう言って、千尋の手を取るハク
ハク「!静かに! 」
ハクが上を見上げる
それにつられて私も。
黒い鳥のようなものが空を飛んでいる。
「…からす…?」
ハク「そなた達を探しているのだ。」
探してるって…
千尋「Aぁ、立てない…テヘ」
「はぁ?立てないって…」
ハク「大丈夫。深く息を吸って?」
ハクが千尋を立たせようとしている時。
ふと上を見た。
まだ飛んでいる黒い鳥。
_ギロッ
「!!」
目が…合った?
は、ははっ…大丈夫だよね?
だ、大丈夫大丈夫、きっとだい…
「うぇい!?」
な、なになになに!?
千尋に腕掴まれてる!?
なにがおこりました!?
ハクを先頭に、千尋、私と連なって走っている
いや、私の場合走ってないが。
着いた先は扉の前。
「えっ!?あっぶね…」
ハク「…」
ハクが手をあげると扉が開いた。
千尋「ポカーン…」
いやぁ、神様だから当たり前かもだけど
「(ハクってすごい…)」
神様、すごいです。
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林檎大好き - 完結おめでとうございます。話しにめりこめるほど面白かったです。 (2019年8月31日 23時) (レス) id: eda718de7f (このIDを非表示/違反報告)
サリナ(プロフ) - この作品を削除してはいただけないでしょうか?理由としましては、もっと別の作品を書いてほしいからです!m(__)m (2018年4月4日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の素 - 完結おめでとうございます!えっと、今さらですが、ハクの漢字は琥珀ですよ。 (2015年3月27日 22時) (レス) id: d4eb4574f2 (このIDを非表示/違反報告)
聖龍(プロフ) - 完結おめでとう御座います! とても良いお話でした 他の作品も頑張って下さい! (2015年2月14日 18時) (レス) id: 0e09e09fbd (このIDを非表示/違反報告)
杜(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!すっごくおもしろかったです~(泣)番外編月斗とののろけ期待してます! (2015年1月21日 20時) (レス) id: 7d17e0fa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーとすぱげてぃ | 作成日時:2014年12月6日 13時